観てきました!
※このさきネタバレ要注意
※このさきハチミツ必須
いやー、よかった。
自然と涙が出た気がする。浄化浄化。
"どこか"の画がすごく綺麗でよかった。
初報のトレーラーでプーさんたちみたときは「なんでまたあんな」と思ったけど、見たら全然そんなことないわ。むしろあれがいいわ。
クリストファーがプーと再会して恐る恐るお腹さわるとこ萌え(死語)。
序盤の、変わってしまった(?)クリストファーは見てるのが辛かったですね。自分なりに良くしようと努力しているはずなのに、成果は裏目に出ていく感じ。
プーと再会してからも、現実的な考えに縛られていて、「ありえない」「はやく帰った方がいい」と捲し立てる始末。
それでも、やっぱり風船買ってあげたり、ちゃんと問いかけには答えてあげるし、電車のなかで顔見合わせたときの意地悪そうな笑顔、見送るときに立ち止まってみたり、所々に彼の優しく思いやりのある少年のような純粋さが見てとれますよね。
そこから100エーカーの森へ帰るわけですが、霧の立ち込める森はやっぱり恐怖感が増大しますね。コワイコワイ。ズオウとヒイタチもいるみたいですし。
からの木漏れ日が差し込む森の柔らかであたたかな雰囲気は、さっきまでの暗く鬱々としていた表情から一変してました。
このあたりはやっぱりクリストファーの心情とリンクしてるのかなーなんて。
イーヨーを初めて森の仲間たちと再会してから、クリストファーの表情がすこぶる明るくて、みてるこっちも気分がうきうきしてくるようでした。
最初はみんなもクリストファーと気付いていなかったけど、ズオウを倒してついに気づいてくれました。あの得物をクルっと回して構えるやつあれ完全にオビワンよね。
ラビットだけピーターラビット感あったのがなんともいえなかったんだけどね。なんか俺の記憶だともっと胡散臭そうなウサギのイメージで、それこそグリンチとかネズミ小僧とかそのへんが類似。でもどのキャラも「あーこんなかんじだったねえ」って気がして不思議。
イーヨーはだいたいネガティブ発言。
ピグレットは常に自信がなくて怖がりだけど好奇心とかには弱い感じ。あとプーに「君が必要なんだ」っていわれるあのやり取りはちょっと感動した。
ティガーはだいたいポジティブ俺様ティガーは俺一人系ティガー。「フフフゥッ↑」て感じの声すごい懐かしい感じがする。あと自己紹介の歌(?)も久々に聞いた気がする。
オウルは勝手なイメージで「しっかりものの物知りおじさん」だと思ってたけど、ちょっと抜けてるんだね。というか適当?忘れ癖がね。
カンガとルーは唯一の普通の人「ザ・普通の人」って感じ。カンガと優しさとルーの無邪気さが合わさって最強に見える。
それからドタバタ"ロン・ドン"トンケン隊結成。
娘のマデリンもすごく生き生きしてて可愛かった。
イヴリン役のヘイリーアトウェルがかっこいいし綺麗でそこも良かった。優しくてユーモアのあるいいお母さんなんだろうなって。ペギーカーターのせいで闘う女性感が強かったけど、やっぱり芯のある女性役やらせるとはまり役って感じがします。
最後はもうお決まりのようにハッピーエンドではあるんだけど、クリストファーのあの無邪気な表情と「"なにもしない"は最高のなにかに繋がる」の言葉で涙出ました。幸せになって……。
個人的には、クスッと笑えるし、心も暖かくなるし、感動もできるので良かったです。
というかユアンマクレガーが良すぎて。