~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

見えない目撃者

2019年09月20日 16時42分00秒 | 映画
見てきました。



※ネタバレ注意


※ネタバレ注意

なかなか、面白かったです!

もともと韓国の映画というのをリサーチしてしまったせいで「そんな感じがするなあ」って頭をよぎってしまう部分はありましたが、なかなか面白かったです。

いわゆる日本の映画よりも、直接的でバイオレンスな描写が多かったり、作劇上しょうがないのかもしれませんが「いや都合よすぎん?」というツッコミどころはありましたが、まあ、そういうものだと思えば目を瞑れるレベルかなと。


でも、そのおかげで日本のスリラー展開にありがちなことを、いい意味で裏切ってきてる感じもありました。



パルかわいいよパル。




冒頭の失明するシーンや、聴覚や触覚情報で視覚イメージをするところなどは、映像的になかなかよかったと思います。
冒頭はまさしく絶望。実際に「見えない」という感覚がわからないけど、本当にああなったら、自分でも命を絶つ決断に迫られるくらい希望が持てなくなりそうだなと、序盤からだいぶ効いていました。
個人的には、犯人から逃走してるときに点字ブロックに気が付いて視界が開ける様子は格好良かったです。



不覚にも最後の救急車のやりとりにうるっときてしまった。


ラストはもう少しハッピーな穏やかな余韻が欲しかったけど、まあまあ。


ミツザネェ!!が予想よりワイルドだったのもよかった。何様だ。

「鎧武」や「12人の死にたい子供たち」のときみたいな、敬語使う礼儀正しいキャラしか見たことなかったからかな。

わりと動けてたし、アクションいけそう。
頑張ってほしいです。何様だ。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アド・アストラ

2019年09月20日 13時18分00秒 | 映画
見てきました。



※ネタバレ注意



※ネタバレ注意


わりとアッサリだったなぁ、という印象。



もっと壮大な結末かと思っていたからかな?


でもリアルに進歩した近未来感は良かったです。

月はかなり近い存在になっていて、海外旅行くらいの感覚みたいでした。
枕とブランケット金とんのかよ!って。

でも、完全に文明化されているわけではなく、資源をめぐって紛争が起きている地域もあるあたり、発展途上な雰囲気がしましたね。

それでも火星までロケット発射施設があって、火星生まれ火星育ちの人がいる世界は、やはり近未来。


その辺の描写は個人的には好きでした。


結末は、探求心の虜になってしまった父親と、それについていけなかった乗組員との対立が原因で、サージが起きたとのこと。

地球外生命体捜索のため海王星に向かい消息不明になった、って聞いてたから(実際そうなんだけど)より壮大なSFっぽい展開かと思ってしまった。
途中で、生体実験のために宇宙船での出来事があったからなおさら。

でも、今思うと、あっちの展開になってたら駄作というか、二番煎じっぽくなってたと思うから、これはこれでいいんだと思う。


結論も、孤独では生きていけない(超意訳)だったと思うし。




正直冒頭の落下シーンは見る人が見たら結構怖いと思いました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

Us

2019年09月06日 23時54分00秒 | 日常
見てきました。



※ネタバレ注意



※ネタバレ注意


いったいどういうことだってばよ……。





怖い。


と思ってた。


けど最後の展開でなぞ深まりすぎてちょっと怖さ薄れた。


いや怖かったけどさ。



まぁ、オチは思い付く形ではあるけども。
「てことは、んん??」となりすぎて。



レッド側のルピタニョンゴ怖すぎ。

あと基本的にレッド側の人たちまばたきしてなくて怖すぎ。

すごい。


めちゃくちゃ考察したい人に見てほしい。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ブラインド・スポッティング

2019年09月02日 17時03分00秒 | 映画
見てきました。



※ネタバレ注意




※ネタバレ注意


※ネタバレ注意


すごい迫力だった。
「鬼気迫る」とはこのことか。



現実では、いまだに肌の色で差別が減らないってことなのかな。現地の感覚が掴めない日本人には難しい類いの映画。


マイルズとコリンは、めっちゃくちゃ仲いいんだろうなってのがよくわかる。

やっぱりそれでも思うところがあって。

どちらかというとコリン目線で進んでいたから、コリンの思いの丈は大分出たけど、マイルズも本当はどう感じていたのか聞きたくなりますね。


ただ、コリンの魂のラップを聴いたマイルズは、それまでと表情が違って見えました。永遠に仲良しでいて。


「見方がわかっていても、直感的には盲目」
「見方を切り替えるにはとても労力がいる」


ブラインドスポッティング≪盲点≫とはよくいったもので。


人種差別の問題も大事だけど、人として必要なことなんだろうなと。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド

2019年09月02日 13時51分00秒 | 映画
見てきました。




※ネタバレ注意



※ネタバレ注意

俺なんでこの映画みたいなと思ったのかよくわかんなくなってきた。


タランティーノ監督のファンか、キャストのファンじゃないと楽しめなかったりしない?


面白くないって意味ではなくて、俺がこの映画を楽しめるレベルに達していないって気分。



もっと物語的なものを想像していただけに、そうではなかったから困惑してしまった。
俺のなかではドキュメンタリーに近いものを感じましたね。
最後のシーンみるまでは。



あと、劇中の舞台設定の年代の映画が好きな人はめちゃめちゃ楽しいかも。



俺には早すぎた映画でした…。


デカプリオってあんなにガチムチしてたっけ?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする