~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

十一人の賊軍

2024年11月03日 16時04分23秒 | 映画
見てきました。


※ネタバレ注意
※ネタバレ注意
※ネタバレ注意


まぁ、悲しいけどそういう時代よね、といった感じ。

決死隊の10人を、それぞれ得意技の見せ場を作るとか、そういうのが分かるような紹介シーンとか、ヒーロー然とした描写が少なくてよかった。

あくまでも、藩の都合のいいように使い捨てにされる存在だったのよかった。
なんなら、火付けの女性とノロも最後に人気のないところで切り捨てられると思ってました。



爆発音とか炸裂音とかがすごくて、文字通り耳をつんざくような迫力でした。
これは映画館ならではといったところ。

このビジュアル見たあとだったら、小説も気になる。原作じゃなくて映画のノベライズ版らしいですが。



仲野太賀ってあんまり主役ってよりは、名脇役的なポジションにいるイメージあったけど、今回の鷲尾役は義憤に駆られ決死隊を率いる足軽という役どころで、文字通り決死の形相といった表情が印象的でした。

辻斬りの連続人斬り役のひと、一ノ瀬ワタルかと思ったら、元力士の人だった。
謎の老人、まったく目立たないんだけど、戦になると誰よりも強かったのよかった。その実、長州藩槍術指南役という。中の人もいわゆる"斬られ役"のベテランのようで、槍さばきは見事なものでした。
もっと見たかった。


骨太な作品でした。

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