~すてっぷ ばい すてっぷ~

川の流れに、雲のながれに身を任せるように

パブリック 図書館の奇跡

2020年07月21日 21時44分18秒 | 映画

見てきました。

 
 
※ネタバレ注意
 
※ネタバレ注意
 
※ネタバレ注意
 
 
絶妙に冴えない、小さめなオジサン大活躍!
なんか、こう、「ザ・地味」って感じがすごく好き。
プレーンのピザなら10ドルいかないからってトマトとバジルを栽培するケチ臭さとか好き。
 
 
未曾有の寒波が襲う町で、ホームレスたちは一日を生き残るのに精一杯。シェルターも満員となってしまい、行き場のなくなったホームレスたちは図書館を占拠。
巻き込まれた図書館員はどうする?!
 
 
 
ホームレスとか格差とか公共施設の使命とか、色々な要素があって、それらについても感想書こうと思ったら、なんか異常に堅苦しくなってしまったので、すごくラフに感想書きます。
 
 
アメリカの図書館の懐が広い!
日本であんなにホームレスの人がたくさん出入りするとこってそうそうないんじゃないかな。
 
それもこれも、公共施設として、民主主義の最後の砦として、全ての人々に権利があり、全ての人に開かれた存在である、という理念のもとに成り立っているのかなと。
 
日本にも「図書館の自由に関する宣言」というものがあるので、どんな人でも図書館を利用することが出来るってことなんですね。
 
 
まあ、だからというわけではないんですが、色んな疑問を持った人々がやってくるわけなんですけど、図書館員の人って大変だなって思いましたね。
 
 
「実物大の地球儀を探しているの」には「?!」ってなりましたが「現在貸し出し中なんです」というスマートな切り返し!
たまには全裸で熱唱しちゃう人もいたりして。
 
警備の人たちの「服を着てないとは聞いてないぞ」「言ったらこないだろ」みたいなやりとり好き。
 
 
 
そんなこんなで占拠が始まって、巻き込まれるスチュアートなんですが、この主人公が人間臭くていいんですよね。
最初にも書いたようなちょっとケチ臭いとことか、仲良しのホームレスの訴えに何も言えず巻き込まれちゃうとことか。
 
まあ、そのバックボーンには色々なストーリーがあったからだと思いますが。
 
他のキャラクターも濃くてよかったです。
自己中な検察官、人気のためなら適当な報道も辞さないレポーター、目からレーザーだすホームレス。
 
 
色々思うことはあるけど、表面的なことだけを真実と思いがちってことですね。
けど実際には本人とふれ合ってみないとわからないこともたくさんある、と。
観客も、スチュアートの過去をしるまでは、ただの真面目な図書館員だとおもっていたと思います。
 
 
そんな色んな過去をもった人たちが現状を訴えるためにとった驚きの行動には思わず絶句。とちょっと笑い。
こんなに画面いっぱいの肌色は「ミッドサマー」のあの処女喪失のシーンに引けをとらないと思うくらい。
 
ともあれ、あれのお陰で「忘れられない事件」にはなったはず。
まさに「Make Some Noise!!」だったわけですね。
 
「その後」の話しはありませんでしたが、きっと何かが変わるきっかけにはなったんだろうと思いたいですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

かわいすぎじゃない?

2020年07月20日 19時50分51秒 | アニメ

デジコロ7話みましたわ。

やっぱりゴマモン可愛すぎない?

ほっぺたモチモチすぎない?

丈のこと好きすぎない?

 

 

今回もポロリとお涙頂戴。

 

 

今週は光士郎はん出番なかったけど次回で合流できるのかな。

ヤマトも再登場だし6人そろうといいな。

 

 

ていうかいっそデジアド無印再放送しないかな。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

リトル・ジョー

2020年07月20日 12時44分08秒 | 映画

見てきました。

 
 
※ネタバレ注意
 
※ネタバレ注意
 
※ネタバレ注意
 
いやー、俺も欲しいなあリトルジョー(棒)
 
 
って言っとかないと最悪殺されちゃうからね。怖いね。
 
 
 
公開直前まで存在を知らなかったんだけど、見れてよかった。
 
ジャンルは、花が元凶のサスペンスだから「バイオ・サスペンス」とか「バイオ・スリラー」とかかとおもったら、まさかの「ボタニカル・スリラー」という。ピンポイント!
 
 
てなわけで見てきましたが、ゾクゾクしましたね。
今までの「感染モノ」っていうと、何かしら見た目が変わっちゃったり、行動が変わったりってなると思うけど、本作は「なにも変わらない」ことが恐ろしかったですね。
実際には「思考」が変わっているのだけど、外側からは感染しているか否かがほとんどわからないから怖い。
 
愛情をもって育てることで、幸せな気分になる花粉をだすリトルジョー。
しかしその花粉を嗅いでしまうと、リトルジョーを繁殖させることを第一に考えるようになってしまう。ただそれだけ。
暴徒化したり廃人のようになったりはせず、ただリトルジョーのことを考える人になるわけなんですね。
 
劇中で「あ、これは感染しちゃったな」ってわかる描写がある人たちは、その前後がわかるぶん「あらー」ですみましたが、途中から感染した描写もないままに「え、この人もしかして感染してる…?」って思わせる演出がジワジワ汗が出てくる感じでした。
 
「透明人間」のような、自分だけが真実に気が付いて皆に警告するけど、その証明が出来ず、自分が妄想に囚われていると思われてしまうのはもどかしかった。
だからこそ、ベラの行動には驚きました。
ただ一人、リトルジョーの危険性にいち早く気づき警告したものの、精神的に病んでる過去があるぶん、まわりからの信頼が薄かったことも相まって、主人公ですら半信半疑なくらいでした。
 
そんなベラも騙されて感染してしまった!なんということだ!
と思っていたら、なんと!機転が利く!こっから反撃じゃ!
と思っていたらコロコロされちゃいました。
 
感染した人はなにも変わらないって言ったけど、思考の根底にある「リトルジョーの繁殖」を妨げるようなことをしたらきっと手を出してまでリトルジョーを守ろうとするんだろうな。
 
ベラをやってしまったときも、アリスが温室の温度を下げたときも、力によって制圧していましたから。
 
家にあったリトルジョーをひっくり返そうもんなら、ジョーがぶちぎれてナイフとか持ってきそうだもの。
 
 
 
 
あと何がすごいって、リトルジョー暗躍中の音楽。
リトルジョーが画面にでてくると、急に太鼓や笛や笙が流れて、雅楽のような音楽が流れるという。
画面のカットにあわせて太鼓がなるのとか「TRICKかな?」って思えてちょっとわらいそうになっちゃったよ。
 
ただまあそれが、妖しくも神秘的な雰囲気を醸し出すのに一役買っていましたね。
 
 
これ、最終的には、リトルジョー以外の植物は根絶やしにされるのかな。
あくまでも繁殖のために人間は必要だから、人間を生かすくらいには他の生命は残しておくのか。
 
なんか昭和の特撮の悪の組織がやりそうな手段だなって今思いました。
 
 
あ、ちなみに、吉祥寺にはいくつも咲いていたので、日本もそのうちリトルジョーだらけになると思います( ^ω^ )
 





 
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゲットだぜ!

2020年07月18日 18時42分17秒 | 管理人大好き物


ういろゲットだぜ!

今回は「抹茶」「桜」「よもぎ」の3本。



虎屋ういろはモチモチぷるぷるで美味しいで。
日持ちしないので早めに食べなあかんで。


今回のラインナップは
購入した「抹茶」「桜」「よもぎ」のほかにも、定番の「黒」「白」と、季節の「すいか」「すずかぜ」でした。

ていうか出張店舗だと「虎」ないのなんでー!
虎が一番好きなのにー!
店名がついてるのにー!


と吠えたところで「持ってきてないんですよー」ていわれちゃったからあきらめろん。


食べるゾー!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

グレース・オブ・ゴッド 告発の時

2020年07月18日 12時40分05秒 | 映画

見てきました。

 
 
※ネタバレ注意
 
※ネタバレ注意
 
※ネタバレ注意
 
 
 
終始もやもやするとともに「これが現実か」とも思える内容でした。
 
宗教的権力者、つまり司祭や神父などの聖職者による未成年者への性的虐待の告発、が主題。
 
未視聴ながらも「スポットライト世紀のスクープ」を思い出しました。
あちらはジャーナリストたちが主人公で、ジャーナリズムのプライドにかけて真実を暴く!っていう内容だったと思うけど、本作「グレース・オブ・ゴッド」は、実際の被害者、つまり少年時代に神父から性的虐待を受けた当人が、数十年の沈黙を破り、神父に、教会に真実を突きつけるお話。
 
 
このはなし、今も裁判が続いてる事件だそうです(プレナ神父事件)。
 
 
ストーリーとしては悪をただすために巨大な組織へ宣戦布告!って感じだけど、その実態はなんともモヤモヤ。
 
被害者たちの数十年も苦しいんだよね。
みないふりをして記憶を封印する人、このことがきっかけで結果的に命を絶った人、被害者として支援したいが世間体もあるため声高に叫べないこと、などなど。
 
いざ被害者の会を発足したはいいけど、発起人のフランソワがどちらかというと過激派で、穏健派(?)な会の仲間とはちょっとギクシャクしたり。この辺も絶妙な温度差がリアルでしたね。
 
神父本人に罪を認めさせ権利を剥奪する、教会にたいして不誠実であったことを認めさせる、まではまあわかりますが、見て見ぬふりをした人たちも同罪だ、我々は洗礼を撤回する、なんてところまでいってしまうと、本質を見失ってはいないかと思ってしまいました。
最後のほうの「パイロット雇って教会上空にスモークで宣言しよう!」のあれが暴走しなくてよかった。
 
 
 
あと何がモヤモヤするかって、当の神父の「私は悪くないんだ」みたいな態度ね。
いや、口では「やってはいけないことをした」と罪を認めてはいるものの「私は病気だったのだ」なんていう始末。
いや、それは、性的虐待をしていい理由にはならんだろ、と。
当事者ではない自分は怒りを通り越して呆れましたね。こんな人が神の教えを説くってどういうことよ。
被害を受けて、長年苦しんで、やっと過去の闇から解放されるために行動したのに、あっさり罪を認めただけでなく開き直りのような態度をとられたら、殺してやろうかって絶対思うと思うの。
あのときのアレクサンドルの表情がなんともいえなくてね。
怒り、失望、落胆。一言じゃ言い表せない色んな感情が渦巻いているように思えました。
 
 
 
 
相変わらず、日本にいると、宗教観というものが薄ぼんやりしてしまいますね。
いや、単に能動的でないだけかもしれないけれど。
 
 
なんて◯◯の息子がなんかいってみたり。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする