狭間の王に幸あれ

またしてもキングオージャーの話なんですが、今日は今日で辛い話すぎましたわ。

冒頭の倒れる王たちに駆け寄るそれぞれの側近の描写にも、ちゃんとそれぞれの関係性があるのが見て取れた。

個人的に1番グッと来たのが、ドゥーガがギラを我が子のように抱きかかえてるところ。

その後の牢での会話にも現れていたけど、王と側近という立場ではあるけど、叔父と甥のような絶妙な距離感を感じてすごくよかった。2人共頑固で真面目なところもどことなく似ているし。

そしてやっぱりジェラミーよね。

この間、やっと報われたって話した矢先にこりゃあないよ。

毎回視聴後はTwitterで感想漁りがクセになっちゃったけど、そこで見た「前はとても長く感じていた2年間だったのに、それよりも長くなるかもしれない信頼の回復を気長に待つと言えるようになったんだね」っていうコメントにも泣いちゃうよね。

そこからの対ヒルビル戦の迫力はすごかったですね。

それぞれの王鎧武装の声色やギラの「お゛い゛」の一言とか、怒りもあるけど、こうすることでしか治められなかった悔しさみたいなのも垣間見える表現に見えました。

それでも、病み上がり5人がかりで戦っても、全然倒しきれる感じがまだしないのが余計にきつい。

ほんとうに面白いなキングオージャー。

Threads of Blue

見てきました。

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

※ネタバレ注意

なかなかにしっかりした作りで見応えありました！

ホラーかと思いきや、サイコサスペンス的な感じでしたね。ざっくりジャンルで説明するとそんな感じ。

見る前はオカルトホラー系なのかと思ってたけど、いい意味で裏切られたし、作中の展開も「そっちに舵を切るのか！」って感じで、こちらもいい意味で裏切られました。

実験についての経緯とか説明については、「突っ込み所かな？」って思ったけど、謎の液体と催眠(洗脳？)器具のほうがその対象でした。

「記憶の接ぎ木」とでも言うべき実験内容は、個人的にはめちゃくちゃ深い内容で、何ならもう色んな学者や医療関係者が研究してるんじゃないかと思ってるんですが、実際のところどうなんでしょう。

「忘れた記憶を思い出す」っていうことは実際にあることだと思うんですけど、「意図的に記憶を消して、違う記憶を上書きする」ってできるのかな。

あと、結局のところ「記憶のフラッシュバック」ってどういう原理なんだ？

「トラウマになるほどの強烈な記憶」って、記憶の強弱ってどう決まるんだ？

脳内で起きている電気信号に特殊な状況が起きているのか？

記憶ってなんだ？

っていう話。

それこそ「テセウスの船」問題とかあるけど。

でも、今回の映画において、あの状況(被検体として記憶を入れ替えて新しい生活を送る)を良しと思う人も、一定数いるとはおもうんですよね。

自殺したいほど悲しい・苦しい記憶を持つよりも、すっぱり忘れて新たな人生を歩む。

結構興味深いテーマな感じがします。

最後の家族は本物か作り物か。

92分ながら、かなり面白い映画でした。

これは広まってほしいですね。

主演の佐藤玲さん(お名前は「りょう」なんですね)が可愛い子だなぁと思ったら普通に年上で「すいませんでしたぁっ！」ってなりました。

例のチャンネル

BUMPの曲の歌詞考察をする例のチャンネル。

BUMP回だけはちゃんと見てます。

そこで最近「Small world」回があって、それ見てからPV見に行ったんですが、なんでか知らないけどめちゃくちゃ泣いてしまいました。

普段から聴いてるし、歌詞も覚えてるから考えなくても歌えるんだけど、だからこそ、あまりにも日常の音楽すぎて通り過ぎていた気がしました。

たまに腰を据えて聴くと、ささりすぎてどうしたって泣いちゃうんです。

おまえ……消えるのか……？

「再見オネノネノン」まだちゃんと聴けてないんだけど、なんか泣いちゃう。

マンタローたちともう会えないんじゃないかって気になっちゃう。

すりみ連合も、バンカラ街も、一緒に旅したコジャケも、なにもかも幻で、全部消えちゃったんじゃないか。

そんなのやだよー。

すごすぎてこわい

前回で新章開幕で今までのシリーズで見ても上位のやばい奴らのお披露目、からの伝統の入れ替わり回で温度差ぱねぇ！ってなってた。

なってたから、見始めて「それぞれの演技がうまいし面白いわぁ」と案の定笑える話で、そうかと思えば意外なところから相互理解が進みそうで、なるほどこうなるのかって思った。

思ったけど、あのやばい奴らの幹部がいきなり倒されるのはもったいないよな？と思って、相変わらずのかっこいいアクションに見惚れてたら、最後で絶句しました。

感情振り切りすぎ。

こんなん来週も絶対見るしかないやつ。