Kanaheiのデンマーク生活

糖尿病の勉強をしたくてきたデンマークでの紆余曲折な生活を日記として残しています。

大物かもしれない

2007年08月13日 | 猫の話
 猫が来て1週間が経ちました。はじめはどうなることかと思いましたが、3日目以降どんどん家にも我々にも慣れてきて、今ではすっかり我が家のお猫さまとして君臨しています。

 先週金曜日ははじめて獣医さんのところへ行って来ました。初めての外出です。前にフリーマーケットで買ったキャリーに入れて、ちょっと迷ったのですがやはり自転車の後ろの荷台に載せて行くことに。獣医までの道中、ずっと「みゃあああああ」と鳴いており、道行く人に振り向かれます。ぎゃ、虐待じゃありませんってば!
 なんとか着いてみると、待合室にはブルドッグが1匹、ほかにもでかい犬が2匹。猫の匂いを嗅ぎつけて興奮しています。やばい、ただでさえトランスポートでのストレスもあったのに、犬に脅かされ、なおかつこの後にはワクチン注射が・・・ストレスで吐いたりしないかしら・・・と心配に。

 しかし、意外にも本人(本猫?)はひょうひょうとしており、診察室で先生に健康チェックをしてもらっている間中も、先生に抱っこされてちょっとうれしそうにしています。注射をされたときだけ一声鳴いたものの、その後も興味深そうに辺りをくんくん嗅ぎつつ興味深そうに歩いていたり。ともあれ心配したほど暴れたりしなかったのでよかったです。健康状態も良好で、「きれいで健康な猫になること間違いなし!」と先生からもお墨付きをいただきました。

 そして昨日、来週から休暇でスウェーデンへ行くヨナス姉マリアさんが、飼い猫ジンジャーと一緒に訪問してきました。我々はよくマリアさんが旅行で留守にする際、ジンジャーを預かっているのですが、今回はうちにも猫がいるので、相性が合うかどうか事前にチェックするためにやってきたのです。

 まずキャリーに入ったままのジンジャーとうちの猫を対面させてみたのですが、ジンジャー興奮!!激怒!!「ううううう」と低い声で唸りつつ、フーッっと威嚇しまくりです。
 しかし対するうちの猫、一瞬フリーズし、その後ちょっとふるふる震えていたものの、どうにもジンジャーから目が話せずにらみ合うことしばらく、「遊べるかもしんまい!」と急に元気になってジンジャーを挑発し始めました。怒るジンジャー、しかし気にせず「遊ぼ!遊ぼ!」とキャリーの周りをぐるぐるしつつちょっかいを出すうちの猫。「おまえ・・・ジンジャー怒ってるんだよ?わかってる?」と言いたくなるほどわかってない猫。無邪気なのか、大物なのか。
 結局その後も和解はできぬまま(でも少しジンジャーも慣れたかな?)、ジンジャーはチビ猫に不機嫌なまま帰って行きました・・・。来週からジンジャーはやってきますが、1週間どうなることやら・・・。



挑発するねこ

 そうそう、結局1週間名前を考え続け、「ねこ」が定着しつつあったのですが、昨日夜飲みにきた猫好きGさんに、考えていたけど決めかねていた「たび」という名前を「それでいいじゃん!」と賛成していただき、「たび」に決定しました。たびの由来は「足袋を履いてるみたいだから」。メス猫だったら聖書に出てくる「寡婦のタビタ」のタビタにしたかったんだけどな~。

 そんなわけで、たびです。みなさんよろしく!すっかり家にも慣れてわんぱくになっていますので、猫好きのみなさん遊びにきて(そして遊んでやって)くださいね。