平方録

地球環境映像祭In横浜

「地球環境映像祭in横浜」と銘打った、地球環境をテーマにした映像を集めて放映するイベントに参加してきた。
元神奈川県知事を務めた人が私財を投じて設立した環境財団が、20年近く運営してきた地球環境映画祭が資金難から中止となったのを惜しんで、小規模でもいいから何とか続けられないかと模索して始めたもので、今年で3年目。
小学校低学年から中学生をターゲットにした環境映像を世界中から集めたもので、佳作揃いなので大人が見ても考えさせられる。
しかし惜しむらくは周知の度合いが今ひとつで、狙った夏休み中の小・中学生の来場は延べで40人程度しかなく、いささか残念であった。
運営のバトンを渡した後輩たちはあれこれ知恵を絞って、来年はもう少し工夫したいと言ってくれている。
スポンサーにはとりあえず5年だけ付き合ってほしいとお願いしてあるので、あまり時間はない。来年が一つの目処になるだろう。なんとか飛躍のきっかけをつかんでもらいたいものである。

今年は運営に協力してくれている財団の知り合いのインドネシアの人がインドネシアの影絵芝居を披露してくれた。
題して「トラの嘆き、サルのつぶやき」。
熱帯雨林の森の木がどんどん伐採されていて、トラやオラウータン、ゾウなどの食べ物はなくなり、野生動物たちの生活環境はどんどん狭められてしまい、将来これらの動物たちの住む場所がなくなってしまいかねないことを訴える内容だった。
幼い子供達がじっと見つめている後ろ姿がとても印象的で、なかなか出色の出し物であった。

地球環境問題は、まさに地球規模なのである。積極的平和主義を発揮すべき目的に十分値するテーマだと思うのは私一人ではないはずなのだが、永田町には視野の狭い人種ばかりがのさばっているから、そういうものは目に入らないのが残念の極みである。

スタッフには申し訳なかったが、3時に中座して宇都宮の姫のところに向かう。
姫の父親が海外出張に出かけて寂しいから遊びに来てという誘いを断るわけにはいかない。
いそいそと出かけた次第だ。

海水パンツを持参せよという姫の「指令」があり、またプールで大いに弾けたいらしい。よほど鎌倉のプールでの水泳の練習が楽しかったと見える。
蹴伸びとバタ足の練習である。

良いお天気になりますように、とお祈りして寝たら、今朝は朝早くから晴天が広がっている。
いいぞいいぞ。願いが通じたようだ。





環境映画祭で上演されたインドネシアの影絵芝居。素朴な絵柄だけに訴えかける中身が迫ってくる、素晴らしい内容だった
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