就寝前の市況です。日経先物26690 NYダウ先物30128 円は103.52 英ポンド139.99/1.3522と上昇。 . . . 本文を読む
■株反発(26,757)。「米追加経済対策、ワクチン期待に買い優勢。節目の2万7000円を前にして高値警戒感は根強く、買い一巡後は利益確定売りがかさんだ。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果公表を日本時間17日未明に控え、内容を見極めたいとのムードが上値を抑えた。市場では「仮に金融緩和姿勢が不十分と受け止められれば短期的に株売りを促す可能性があり、次第に買い手控え感が強まった」。東証1部の売買代金は概算で2兆1404億円。売買高は11億1010万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1000、値下がりは1083でほぼ拮抗した。変わらずは99銘柄」
■債券軟調(利回り上昇0.005%)。「日銀の国債買い入れオペ(公開市場操作)の結果が投資家の売り意欲の強さを示したと受け止められ、持ち高調整の売りが優勢。日銀が16日実施した国債買い入れオペでは、残存期間「5年超10年以下」で応札額を落札額で割った応札倍率が前回から上昇した。落札された利回りも市場実勢を上回るなど、利益確定を目的とした売りが増えたとの受け止めから、目先の債券需給の緩みが意識された。ワクチン期待はつよいものの足元では感染者数が増えているうえ、2020年度第3次補正予算案で入札を通じた国債増発が避けられたのも買い安心感につながり、長期金利はゼロ%をつける場面もあった。中期債に売りが目立った。新発2年物国債の利回りは前日比0.010%高いマイナス0.135%、新発5年債利回りは同0.005%高いマイナス0.125%をつけた。日銀の国債買いオペでは、中期債でも応札倍率が上昇しており、需給の緩みを意識した売りが出た」
(為替)103.41-103.72のレンジ。17時は103.45近辺。ユーロは125.75/1.2155近辺 . . . 本文を読む
米女性活動家のドリス・ハドックさんが伝説を残したのは、1999年1月~2000年2月のことだった。北米大陸を徒歩で横断し、政治資金の改革を訴えたのだ。故郷ニューハンプシャー州の靴工場を辞め、夫の最期をみとった末の挑戦である。88歳でカリフォルニア州をたち、首都ワシントンに着いた時には90歳になっていた。「既得権益の、既得権益による、既得権益のための政治ではない」。エスタブリッシュメント(支配層)がカネの力で操り、庶民を置き去りにする民主主義を少しでも正そうと「グラニーD(ドリスおばあちゃん)」は100歳まで声を発し続けた。(以下 抜粋 原文をお読みください)
多くの専門家が返り咲くバイデン氏の外交・経済チームも、もろ刃の剣になり得る。アイビーリーグ(東部の有名私立大学)の学位を持たない大統領はレーガン氏以来だが、主要なポストにはハーバード大やエール大などの卒業生がきら星のごとく並ぶ。ハーバード大などで学んだオバマ前大統領も、アイビーリーグの出身者を重用した。「彼自身が戦後のメリトクラシー(実力社会)の産物で、社会階層のはしごを通して世界を眺めずにはいられなかった」。米作家のジョナサン・アルター氏は自著で、ベスト・アンド・ブライテスト(最も優秀で賢明な人々)を周囲に配したケネディ元大統領との類似性に言及している。第3期オバマ政権と皮肉られるバイデン氏の布陣。もはや「中間層のジョー」ではなく「チーム・オブ・エリート」だとの批判さえ漏れる。
ウォール街やシリコンバレーの強者におもねり、ラストベルト(さびついた工業地帯)の弱者をないがしろにしてきた既存の政治に、国民の多くは不満や怒りをため込んできた。アフガニスタンやイラクでの戦争、リーマン・ショックを招き、市井の人々に苦痛を強いたエリートたちに愛想を尽かしている。バイデン氏がポピュリズムの病根を絶ち、米国を「より良き再建」に導きたいのなら、こうした国民の感情にも細心の注意を払った方がいい。あしき意味での「ワシントン・イズ・バック」を、少なくとも庶民は望んでいまい。
(*日経 記事より)写真:米ウォール街は多額の献金で政治を操ろうとする=AP . . . 本文を読む
■ダウは反発(30,199)。「追加経済対策を巡る米与野党の協議が進展するとの観測、ワクチンの普及期待に景気敏感株を中心とした買い。経済対策を巡り、超党派の議員グループが14日、失業保険の拡充など与野党が合意しやすい項目に絞った法案を公表した。与野党で意見が割れている地方政府への支援や、新型コロナ関連の賠償請求訴訟から企業を守る免責条項を切り離し、早期成立を目指すようだ。米与野党トップが15日中に協議するとも伝わり、合意観測が強まった。FDAは15日、バイオ製薬のモデルナが開発中のワクチンの予防効果について「感染防止に有効で安全性も高い」との報告書をまとめた。ディズニー・キャタピラーや金利上昇もあり金融株も高い。また「来年1~6月にiPhone(アイフォーン)の生産を前年同期比3割増」との報道のアップルは5%高。ナスダックは12,595.060で高値更新」
■原油は続伸(47.62)。「ファイザーに続くモデルナとのワクチン期待、追加経済策合意期待に買いが優勢。国際エネルギー機関(IEA)は15日公表の月報で20~21年の世界の石油需要見通しを引き下げた。コロナの感染拡大の影響による航空機向けの燃料需要の減少を反映した。前日の石油輸出国機構(OPEC)による21年の石油需要見通し引き下げに続いたが、相場の反応は目立たなかった」、●金は反発(1,855.3)。
■米国債は下落(利回り上昇0.91%)。「追加経済策の与野党協議進展期待、ワクチン期待に債券には売り。ただ債券相場の下値は堅かった。15日発表の12月のニューヨーク連銀製造業景況指数は4.9と11月(6.3)から低下し、市場予想も下回った。ワクチンが米国民に広く接種されるのは来年春以降とみられ、短期的な景気悪化は避けられないとみた買いも入った。
2年物は0.11%」
■日経平均先物夜間引けは、26,780。
■(為替)103.61-103.93のレンジ、17時は103.65近辺、ユーロは1.2124-1.2169のレンジ、17時は126.00/1.2150近辺。 FOMC前に持ち高調整の円買い。ユーロは買いが先行、一巡後は利益確定のユーロ売りが出て上値を抑えた。 18:10更新 . . . 本文を読む
東京16日07:58現在 円は、103.67、ユーロは、125.98/1.2150、豪ドルは、78.29/0.7552、英ポンドは、139.43/1.3447近辺
なお、本日は夕方までのオフィス勤務でブログ更新ができないので 昼の市況(不定期)はありません。 . . . 本文を読む
米上院共和党トップのマコネル院内総務は15日、民主党のバイデン前副大統領が次期大統領に就くことを受け入れる意向を表明し「祝意を表したい」と述べた。これまでは敗北を認めないトランプ大統領に同調していた。共和党内で次期大統領としてバイデン氏を認めるべきだとの意見が広がりそうだ。マコネル氏が議会での演説で「大統領選が別の結果を導くと我々の多くが望んだが統治体制には(2021年)1月20日に誰が大統領に就任するかを決めるプロセスがある」と指摘。次期大統領を正式に選出する手続きである14日の選挙人による投票でバイデン氏が過半数を得たことを念頭に「選挙人団は(意思を)示した」と述べて「ジョー・バイデン次期大統領に祝意を表したい」と強調した。
バイデン氏は15日、地元の東部デラウェア州で記者団に対し、マコネル氏と同日に電話したと明らかにした。「良い会話ができた」と述べた。同州選出の上院議員を務めたバイデン氏はマコネル氏と長年にわたる付き合いがある。公約の実現に向けて共和党から協力を取り付けるにはマコネル氏がカギを握る。トランプ氏は15日、ツイッターで「有権者の不正について大量の証拠が出てきている。この国でこのようなことはかつてなかった!」と書きこんだ。選挙不正を引き続き主張し、敗北を認めない構えを見せた。マクナニー大統領報道官も同日の記者会見で選挙人による投票について「合衆国憲法が定める手続きの一つだ」と述べるにとどめ、今後も法廷闘争が続くとの見方を示した。
(*日経 記事より)写真:米上院共和党院内総務を務めるマコネル氏=ロイター . . . 本文を読む