就寝前市況です。日経先物は28890 NYダウ先物は31082 円は105.74 ユーロは126.94/1.2004 英ポンドは144.88/1.3700 近辺。
米雇用統計:1月非農業部門雇用者数(前月比) 4.9万人増加、 1月失業率 6.3%、 1月平均時給(前年同月比) 5.4% . . . 本文を読む
■株大幅反発(28,779)。「週間の米失業保険申請件数の減少や米追加経済対策の早期成立への期待感を背景。日本時間5日の米株式指数先物相場が堅調に推移し、アジア株も上昇。業種別東証株価指数(TOPIX)では、原油高を背景に鉱業が上昇。米追加対策が実施されれば景気回復が加速するとの期待感から空運、鉄鋼などの景気に敏感な銘柄が買われた。決算発表で21年3月期見通しを上方修正するケースが相次いでいることも株価指数の追い風になった。マツダやNTTデータなど、4日に上方修正や20年4~12月期の業績改善を発表した銘柄を中心に買いが殺到した。前日に大幅に上昇したソニーへの買いはこの日も続いた。東証1部の売買代金は概算で3兆1898億円。売買高は15億3727万株だった。東証1部の値上がり銘柄数は1548と、全体の約7割を占めた。値下がりは563、変わらずは80銘柄」
■債券よこばい(利回り0.055%)。「日銀が実施した国債買い入れオペ(公開市場操作)で債券需給の引き締まりが意識され、買いが入った。半面、米国の追加経済対策が早期に成立するとの見方から米景気の回復期待が高まり、債券には売りも出た。先物3月物は8日続落し、中心限月としては2003年11月以来の続落記録となった。新発20年債利回りは前日比0.010%低い(価格は高い)0.445%、30年債は同0.005%低い0.650%だった。日銀が3月に公表予定の金融政策の「点検」に向け、超長期国債の購入を減額して利回りの上昇を容認するとの見方が後退し、買いを誘った」
(為替)105.45-105.64のレンジ。17時は105.48近辺。 ユーロは126.23/1.1967近辺 . . . 本文を読む
三井住友銀行の業務システムのソースコードが、開発の委託先から流出したことが1月に明らかになった。発注者や1次請負の事業者の知らないところで、再委託先とみられるシステム開発の技術者がインターネット上のサイトに勝手に投稿。サイバー攻撃ではなく、漏洩させた技術者に罪の意識がなかったのが特徴で、委託先の管理が行き届かなかった。専門家は同様の事例が他にも埋もれている可能性があると指摘する。
■プログラム共有サイト「ギットハブ」に技術者が投稿
■専門家は「氷山の一角」との指摘
顧客に納品するソースコードを第三者に見せることは通常は秘密保持契約違反にあたる。幸い、今回流出したソースコードはセキュリティー上の問題はなかったという。それでも所属企業が秘密保持契約違反でペナルティーを受けるとみられている。今回のような無自覚、もしくは本人も気付いていない不注意によるソースコードの漏洩はインターネット上に埋もれていると複数の専門家はみている。イエラエセキュリティの牧田誠社長は「業務用のアカウントと個人アカウントを間違えていることに気付かず、社外秘のソースコードを公開しているケースは多くある」と話す。
システム業界は、何層にもわたって開発を委託する慣習があり、今回のように「システム開発を請け負った企業の委託先が、再委託した先の企業の技術者」まで管理の目が行き届きにくいとの見方も根強い。情報管理が社会的な課題となる中、システム開発での委託先の管理や、情報漏洩対策はいっそう厳格さを求められそうだ。(*日経 記事より)図表も . . . 本文を読む
■ダウは続伸(31055)。「追加経済策への期待と良好な経済指標。米下院は3日、2021会計年度の予算議案を可決した。上院でも可決されれば、財政調整法を活用して与党・民主党単独で追加経済対策を成立させる道が開ける。共和党との調整を経ず、大型の追加対策が成立するとの期待。米新規失業保険申請件数は77万9000件と前週から減り、市場予想(83万件程度)より下。露骨な取引制限でGamestopやAMCエンタテイメントの株価がさがり、空売り投機筋が損切を止めたことも(庶民投資家の反乱を力ずくで抑えた)ウォール街の米金融支配(とバイデン・エスタブ)層の市場秩序が守られたと目先の株価には好材料。VISA・AMEXは4%高、銀行株(チェース)も2%高、EV提携が話題のアップルは3%高。ナスダックは13,777と最高値更新、EC決済(ペイパル・イーペイ)が大幅高、半面(半導体不足で)売上高が市場予想に届かなかったクアルコムは9%安、S&P500も高値更新」。
■原油は続伸(56.23)。「一時は56.58ドル。週間の米新規失業保険申請件数の好数字に見られる景気指標の改善・さらに追加経済策期待の需要面、供給面でも、「OPECプラス」が3日の合同閣僚監視委員会で、現行の減産幅を維持することで合意。3日に米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間の原油在庫は市場予想以上に減少とこちらも買い材料。ドル上昇が上値をおさえた」、●金は大幅反落(1791.2)。
■米国債はよこばい。(利回り1.14%)。「米経済指標の改善を受けて債券売りが先行(一時は利回り1.16%まで上昇)した。ただ、5日の米雇用統計の発表を控え、次第に持ち高調整の買いが優勢」
■日経平均先物夜間引けは、28590。
■(為替)105.22-105.57のレンジ、17時は105.55近辺。ユーロは1.1955-1.1997のレンジ、17時は126.25/1.1960近辺。 英ポンドがBOEの金融政策をめぐる思惑で買われ一時(対ドル)1.37近辺まで上昇、英ポンド買いドル売りがユーロにも波及ユーロは対ドルでも売られたが、円安でユーロ円はほぼよこばい。
12:10更新 . . . 本文を読む
米アップルが電気自動車(EV)を巡り、日本を含む複数の自動車メーカーに生産を打診しているもようだ。3日、米CNBCは韓国・現代自動車傘下の起亜との交渉が合意に近づいていると報じた。サプライヤー幹部は「少なくとも6社くらいで交渉が進んでいる」と指摘する。自動車各社は設計・開発と生産を分担する「水平分業」モデルを受け入れるかどうかの難しい判断を迫られている。
「韓国メーカーで決まるかは分からない。(アップルが)どこにつくらせるか、交渉を進めている段階だ」。あるサプライヤー幹部は明かす。観測報道を受けて起亜株は上昇し、一時は1997年来の最高値をつけた。ファブレス(工場なし)経営で知られるアップルは、スマートフォン「iPhone」の生産を台湾の鴻海(ホンハイ)精密工業などに生産委託するなど、水平分業モデルを採用する。EVへの参入にあたっても自身はデザインや設計に特化し、生産は自動車メーカーなどへ委託する方向で交渉が水面下で進む。
特に日本では、アップルが横浜市に構える研究拠点が国内の完成車メーカーや部品メーカーとの接点になっているようだ。アップルからの打診について、ホンダやマツダは「コメントできない」(広報)と説明。三菱自動車は「そのような事実はない」(同)とし、日産自動車はコメントを控えた。一方、大手自動車幹部は打診の有無に言及しなかったうえで「興味はある」とした。ある車部品メーカー首脳は「トヨタ自動車からもホンダからもアップルのEV生産の話は聞いたことがない。まずは自社のEV事業が優先だろう」とみる。 以下略 原文をお読みください
(*日経 記事より)
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