「高千穂町の福寿草自生地に行って見ようか・・」
「咲いてると?」
「咲いてるのは咲いてるみたいよ」
福寿草と言えば、
今まで仰烏帽子山の群生地、(2019年福寿草を見に仰烏帽子へ)(2018年)
しかし!2019年夏の大雨で林道が崩壊寸断、今も通行止め
またオコバ谷白崩平の群生地(2014年福寿草を見にオコバ谷白崩平へ)
ここもたび重なる大雨で登山道が壊滅的な状況
久連子登山口への県道は迂回路が有りますが通行止め
そこで、
宮崎県に数カ所ある福寿草自生地の一つ高千穂町秋元神社奥へ
18日朝薄暗い7時、東九州道を北上し始めると
対向車線が「え~~~なん??」
普段はたまにすれ違う程度の対向車線が途切れ無く宮崎方面へ車の列
「多分WBCやろ~」
WBC日本代表のキャンプ見学でしょうか?
混雑するでしょうね~~
途中トイレ休憩をして神社臨時駐車場に駐め
片道1時間ほどの行程ですがいつものザックで9時30出発
釣り人に「釣れますか?・・・」「ーーーー」
もっと上にも臨時駐車場が有るそうですが
ブラブラしながら住民の方に
「何取ってるですか?ノビルですか?」「そうよ~」
「玉は?」(球根の事)「捨てた!」
「あら・・わたし玉が好きなのに」
あなたが食べるわけじゃないし・・と思ったが
またお散歩中の方とお話しをしたり、
のどかな里山を進み
秋元神社到着
裏山の沢沿いに左岸を
砂防堤を登るとすぐ「ここに咲いてるや」
熊本の福寿草と少し違う種類の様な気がしますが?
先に進みましょう
地形を見ながら・・かすかな踏み跡を信じ・・
枯れ沢を一つ渡り
「ここや~~」福寿草自生地
2人で観賞会です
ほぼ満開です
2023/02/18秋元神社福寿草
2023/02/18秋元神社福寿草2
株が多く足の置き場に困ります
柵も何も有りませんが~~
踏んでしまうので立ち入れません
期待以上の~~~
観賞会中は2人だけでしたが・・
休憩をしていると
1組2組と増えて来たので帰りました
秋元神社に戻って、お礼後
御神水とかを予備水ペットボトルに頂いて
「これ水道水だったりして」
「そんな事言ったら怒られるよ、持って帰るな!って」
「いや・・・余りに勢い良いからさ」
なんて馬鹿な話をしながら
坊やに「お魚いっぱいいるね~~」「=====」
ホントにヤマメかマスか判りませんが沢山いました
釣り人に「群れてる所に竿の場所変えたらどうですか」「ーーーーー」
GPS計測で距離4.2km、時間2時間40分、標高差289mのお山歩でした
この谷ではGarmin60csxのGPSログが数100m以上暴れて記録され
手動で修正しました
その点、国産GPS"みちびき”に対応しているスマホは安定していました
国産GPS”みちびき”に対応していない10年前のGPS専用器はそろそろ引退ですかね
12時駐車場に戻り
途中近くの集落のお店で
『マス塩焼き定食』をいただいて
お店に咲いている丁度満開の福寿草も拝見して
朝来る時、目に付いた看板『栗きんとん 栗九里』に寄って
栗ドラとショウガの味噌漬けを買って帰りました
去年福寿草を見られなかったので今年はと出かけた高千穂町の自生地は
タイミングも良かったのか予想以上の開花状況で
大満足でした
「仰烏帽子や白崩平より行きやすいし株が多いし良いよね~~」
ここは範囲が狭いものの株が多い気がしました
しかし石灰岩の上に薄い表土の急斜面
それだけに、盗掘や災害による減少が気がかりです
踏まない様に、表土を崩さない様に細心の注意必要です