山形のホリデイマタギ日記

山菜とキノコと魚を採って遊ぶ年寄りの冷や水日記

遅ればせながらメリークリスマス!

2024年12月30日 | 日記とレシピ

 「今年、どうする?」

「う~ん、ちょっと困った。」

何の話かと言うと、クリスマス料理をいつ作るかという話題。

今年のクリスマスイブは、マタギが丁度夜勤なので、料理を作っても参加できないのだ。

 クリスマスは祝えなくても、クリスマス料理は食べたいよお!

 で、相談の結果、息子が帰省する年末にしてしまおうということになった。

 そうして、本日が息子の帰省日。

 遅ればせながらクリスマス料理だ。

 その役割分担の中で、今年は、マタギがローストチキンを焼くことになった。

 そうなるとですな、下味も含めてかなりの時間を要するはず。

 早朝から調理を開始しました。

 ベースにするのは、家庭料理のカリスマ、栄養士のレシピさんのものです。

 まずは、漬けダレから。

 ・醤油90、酒45、ハチミツ42、みりん36、砂糖9gと

 ・ニンニク3個分に生姜をスライスして

 ・よく混ぜます(この時期は溶けにくいので気合を込めて)

 ・もも肉にフォークでいっぱい穴を開けたら、タレに浸けて密封

 このまま夜まで放置しました(約12時間)。

       ここからオーブンタイムとなります

 ・トレイにクッキングシートを敷いて肉を並べたら、漬けダレの1/3ぐらいをかけて、200℃35分

 ・途中20分と30分に刷毛でタレを塗り足しました

 ・最後に220℃に温度を上げてもう5分加熱

       はい、焼き上がりましたよ

 ちょっと切ってみましょう。

       いい感じに火が通っていますね

 それでは、ちょっと遅れたけど、メリークリスマス! 

 そして、息子よ、お帰りなさい!!


真子さんは炒り煮で年越し

2024年12月29日 | 日記とレシピ

 この冬の『石巻からの挑戦状』も、最後の食材になりました。

 最後に残ったのは、

       真子さんです

 ダラのタラだから、真子さんね。

 ちなみに、スケトウダラのタラは、助子さんと言うようです。

 昨年のような『怪魚』レベル(タラコだけで4kg)ではないから、そんなに狼狽えることもなく最後に回ってもらいました。

 真子さんも、最近は、アニサキス対策のために加熱処理が推奨されています。

 マタギ的には、生もののしょうゆ漬けも好きなんですけど、やっぱり、加熱料理にすべきでしょうな。

 だとすると、みんな大好きで定番の炒り煮でしょうね。

 多分、この量だと、食べ切る前に年を越しそうなのでちょうどいい。日保ちするからね。

 あまり可能性はないんだけど、御節に並ぶことも考慮して、彩りも考慮してみましょう。

       やっぱり真子さんは迫力ボディー

       糸コン一袋を湯がいて

       ニンジン千切り、ゴボウはささがき

 合計重量が800gあったので、これを基準に調理を進めます。

 ※真子さん500,糸コン190,ニンジン60、ゴボウ50g

       使う調味料は、王道の酒醤油みりん

 各80gずつにしてみました。顆粒出汁は小さじ2ぐらいかな?

 ・真子さんに水と酒各80gずつ入れて溶きほぐしておきます

 ※皮も勿体ないから、切って使います

 ・糸コンをサラダ油で炒めて

 ・ニンジンとゴボウも追加

 ・ある程度火が通ったら、溶いた真子さんを加えて

 ・残りの調味料も加えて、炒るというか煮るというか・・・

 ・加熱しながら混ぜていって、水分があらかた飛んだら

 ・冷めるのを待って盛りつけ

 殆どは年を越すことになるでしょうね。

       朝食時にちょっと食べてみたけど

 すごく美味しいです!

 ただ、このタイプの料理、栄養・健康関係の指導では、要注意メニューなんだよね。

 コレステロールが大量に含まれているらしい。

 まあ、この方面については、マタギに対する警報・注意報は出ていないから、あまり神経質になる必要はないと思うんだけど、それでも、気を付けながら楽しんでいくべきでしょうな。

 何と言っても、加齢とともに、あちこちにガタが来始めている身だ。

 ほどほどの量を、来年度も、ほどほどに楽しみながら味わわせていただくことにしましょう。

 

 これにて、今回の『挑戦状』は、初期調理完了です。

 日付けが遅れて届いたときには、少々焦ったけど、無事にここまで辿り着けて良かった。

 感謝とともに、安堵の気持ちで年を越せそうな気がします。

 叔父様・叔母様、ありがとうございました。


アジには南蛮漬けがよく似合う

2024年12月28日 | 日記とレシピ

 アヒージョを作った日、もう一品作ることにしました。

 材料は、このお方です。

       最後のアジさんです

 12匹届いたんだけど、最後の3匹まで来ました。

 まだ、きれいな目をしているのは、寒さのおかげだと思います。

 当初、牡蠣と一緒にアヒージョにしてしまおうかとも考えたんだけど、なんか違う気がする。

 で、考え直した結果思いついたのが、南蛮漬けです。

 マメアジが釣れたときにはよくやっていたんだけど、最近作っていないことに気付いたんですね。

 結構大ぶりのアジだけど、下ごしらえさえきちんとすれば、問題ないはずなのでやってみることにしました。

 まずは、南蛮酢を作ります。

 ・調味料は、酢150mlに醤油18、ほんだし6、塩3と砂糖27g

 ・先に混ぜておいて

 ・タマネギ1/2個を薄切り

 ・ニンジン1/2本は千切り

 軽く混ぜておきます。

 普通南蛮漬けだと、魚のワタだけ抜いて頭から丸ごと揚げるんだけど、大きいんで、

 ・三枚に下ろしてからぶつ切りにしました

 ※血合い骨以外は外しました

 ・片栗粉を塗したら

 ・中温で揚げて

 ・揚がった順に南蛮酢の中にジュワッ!

       全部入ったら暫く馴染ませて

       いただきます!

 やっぱり旨いっス!

 この食べ方も、アジ料理の王道ですな。

 明日には南蛮酢に馴染んで、もっと美味しくなっているはずです。

 これで、アジさんも無事に調理完了です。

 さあ、ゴールまで、あと少しですぞ。


牡蠣はやっぱりアヒージョ!

2024年12月27日 | 日記とレシピ

 今回の『石巻からの挑戦状』は、2日遅れで調理をスタートしたので、いつも以上のスピードで調理しなければならない。

 ただ、救いなのは、ここにきて真冬並みの寒さになったこと。

 おかげで、鮮魚たちの劣化が進む速度にブレーキがかかっている感じ。

 そうは言っても、鮮魚料理は悠長に構えているわけにはいかないので、仕事が休みの今宵のうちに、できるだけ調理を進めてしまいましょう。

 まずは、こちらから。

       牡蠣さんです

 昨日、大量にフライにしたので、まだ食べ切れていないんですけど、こちらも賞味期限が来ているので調理しなければなりません。

 どうするかって言うと、やっぱりアヒージョですな。

 フライも美味しいけど、この食べ方も大好きなんですよ。

 では、参りましょうか。

 ・調味料は、オリーブオイルにニンニクと塩コショウだけ!

 いろんなレシピを読むと、ピュアオリーブオイルがいいみたいなことが書いてあるものが多いんだけど、うちにはないから、エクストラバージンで参ります。

 ・オリーブオイル100mlにニンニクスライスを入れて加熱

 ・火が通るにつれていい香りがしてきます

 ・牡蠣を投入して弱火で煮込んでいきます

 ・身の方はすぐに色が変わるんだけど、貝柱の色が変わるまで粘って塩コショウ

 ・全部を人数分に盛り分けて出来上がり

       本日の夕食です

 これが極めて旨いんだなあ。

 こんな簡単なのに、なんでこんなに美味しいんでしょうと驚くほどです。

 まあ、パスタの基本であるアーリオ・オーリオと同じだからね。

 あまりよろしくないんですけど、オイルが大量に余ってしまったので、これを残しておいて、翌朝、最後に残った牡蠣も煮て完売です。

 ご馳走様でした!

 さあ、残りわずかです(妻が保存関係を進めてくれたので)。

 続きも頑張りましょう!


今日はフライデイ

2024年12月26日 | 日記とレシピ

 久しぶりにというか、恒例の『石巻からの挑戦状』(鮮魚の山)が届いた。

 ただ、何かの手違いでしょう。配送予定日よりも1日以上遅れて着いてしまったのだ。

 で、そうなるとマタギは、勤務と重なって調理ができない。

「私、宅配業者に電話入れておく!」

賛成。これは、お互いのために必要なクレームだ。

 ということで、調理に取り掛かるのは、到着予定日の2日後の本日。

 今回は、刺身系は諦めることにしました。

       2日遅れでも目がキラキラしたお魚

 どうするかって、加熱料理は確定ですけど・・・。

       こういうお方(カキ)もご一緒です

 これは、フライですね。はい、決まり!

       本当にいいアジです

 ・三枚に下ろしますね

       ああ~、返す返すも勿体ない!きれいな身です

 けど、これなら、どんな料理にしても美味しいでしょう。

       一応、軽く塩コショウしました

 ・カキは、洗浄済みだそうなので、水気を拭き取るだけ

       今回は卵2個分のバッター液が必要でしょう

       薄力粉1カップを混ぜて

       水で弛めたら

       素材を潜らせてパン粉を塗します

 この先、しばらく、画像忘れ。

 タルタルソースを作っておきましょう。

 こちらに関しては、るぅ蔵さんのレシピを信奉しています。

       まずはタマネギ1/4個なんだけど

       付け根が離れないように切れ目を入れて

       あたたたたたた!

 新百裂拳と言うか、応用バージョンです。

 ・みじん切りにしたら、暫く水にさらしておきます

       味付けなんですけど、肝心なのは酢とマヨの割合だと思います

 ・酢12.5gに対して、マヨ75gで、すごく良いバランスになります

(たまたまボールに酢を入れたら、この重さになったので、その6倍マヨを足した)

 あとの、塩コショウ砂糖とパセリは、味を見ながら適当です。

 ・先に混ぜてしまいました

       タマネギが入ると(絞っておいても)水っぽくなるので、最後にしたい

       茹で卵は半分ずつ百裂拳

       全部合流させて出来上がり

 ここからフライを揚げていったんだけど、画像忘れた。

       本日の夕食は、フライがいっぱい

       アジフライとカキフライです(おかわり自由)

 いろいろソースを試してみたんだけど、主張の強くないアジを楽しむには、タルタルソースが一番合うと思いました。

 そもそも、どちらも美味しいんですけど、お互いを引き立てあっているという感じ。

 トンカツなんかに使うソースは、強すぎて素材の旨みが分からなくなってしまうように思います。

 カキは、正直なところ、何もつけないのが一番美味しいと思いました。

 ダジャレじゃないんだけど、オイスターソースは合います。

 さすがはオイスター(カキ)とオイスターソースです。

 カキそのものの味が損なわれることがありません。

 いやあ、堪能させていただきました!

 こうやって、鮮魚をフライ尽くしで戴くのもいいですね。

 まずは、味を損なう前に美味しく戴けてよかった!

 石巻の叔父さん叔母さん、今回もありがとうございました!

 当然、調理は、まだまだ続きます。