「お天気は?朝日は見られそう?」
「お天気は晴れだけど、東の水平線には雲が有るかも」
「普通に韓国岳だけやね~~」
「帰りに大浪池側に下りて途中のノカイドウを見て帰ろう」
事前の予定は、早朝に高千穂河原から馬の背で東雲を見て高千穂峰山頂で日の出でしたが、
登山口3時出・・・1時半には宮崎を出ないと・・・ぇ....・・もう寝る時間無いし、
東の空に雲があるかもで・・・完全にテンションが下がり・・・、
普通に168回目の韓国岳に決定。
えびの高原に来ると恐ろしいほどの車、駐車場はほぼ満車でしたが何とか駐車でき
9時20分登山口出発
常に前後に登山者が居て、ペースが維持できません。「今日はオーバーペースだよ・・」「後ろから追いかけられてるようで・・」
その後、何とかペースを守り10時50分山頂です。
山頂は人、人、人さすが韓国岳ですね~~。
「どれが新燃岳かな~」「煙が上がってる所じゃない」なんて声も聞こえ、色々な所から来られてるようす・・。
少し離れた所でランチです。
メニューは先週とほぼ同じ野菜入りチャンポンです。違いは乾燥キャベツじゃなく、フリーズドライキャベツです!
これが違うんです!!!、食感と風味が!!。で、どっちが好みかと・・フリーズドライで意見が一致しました。
しかし値段が高い・・・。
フデリンドウが沢山咲いていて・・「以前はこの辺、こんなに無かったよね~~」
「噴火で中岳のリンドウが全滅したからこっちに引っ越ししたんじゃない」「そうか~~なるほど・・ね」
ランチも終わり、再び山頂直下へ、人も多いし当然賑やかで・・カラフルなタイツ姿の方々が多く、ニッカポッカなんて無比
「ニッカポッカって何?」「30年以上前に山に行った人にしかわからんかも」、
「平均年齢が若くなったね・・」
山頂を横目でスルーし、すぐに大浪池方面に下ります。
「これキリシマミツバツツジじゃないかな?」「違いがわからない~」
「新燃岳のキリシマミツバツツジも壊滅的になったから引っ越して来たのかな・・・」「そうやね ~~」「」
(キリシマミツバツツジの特徴は花弁に斑点がない、開花時期に特徴的な葉が出ていない)
大浪池周回道の分岐
沢山の方が休憩中、またたびたび数人の方に道を聞かれ・・あちこちと説明をして・・
「いつもは誰にも会わないのいね・・」
この周辺で最も自然が残る登山道周辺は、ミツバツツジがどこも満開で・・
「花が咲いて初めてミツバツツジの木って判るね」「マンサクでも同じ事言ったけど・・」
登山道の途中に有るノカイドウはまだ数輪しか咲いてなく、えびの高原のホテル跡地まで来ると・・・
「ほぼ満開やね~~運が良いね~~」「何で・・」
「花の命が短いから、見られた人は運の良い人って書いてあったよ」「見に来たんだし・・」
えびの高原メインストリートは大渋滞・・・車の間を抜けて駐車場に戻りました。
GPS計測で距離7.1km時間4時間(停止55分)、累計標高差579mのお山歩でした。
(新燃岳方向からの3Dにしてみました。韓国岳から大浪池への急勾配が良く判ります。)
数時間誰にも会わないお山歩も寂しいですが、常に人の声が聞こえてくるお山歩も・・・どうだろう。
連休も終わり、今週末(5月11日前後)は新燃岳北斜面のキリシマミツバツツジの満開の時期だったのですが・・。
過去画像です。噴火前をご存じない方に・・・今はすべて灰色の火山灰の斜面のはずです。
新燃岳北斜面一面赤く・・すべてキリシマミツバツツジの花です。
新湯林道からの登山道はキリシマミツバツツジのトンネルとなり・・・圧巻でした。
花のトンネルから獅子戸岳を見上げたところ(過去画像)
もう一生見る事のできない良い思い出です。
来週は何処行こうかな~~。雨だってよ・・。あそこなら雨の方が良いかも・・・。
どこ!