「お山歩は暑いだろうね」
「じゃあプチ沢登りでも」
「泳げないし・・沢遊びなら行く」
15日(10日近く前の事です)。
南アルプスから帰って、次の日からバタバタとお仕事をして・・共通のお盆休みが1日だけ!
お山歩も良いけど暑いので・・沢で水に浸かって・・・避暑しようと
場所は女の子の実家の近くの山麓の沢
服はファントラック社製の古くなった超撥水性の服を着て、
靴も濡れても良い古いスポーツシューズを履いて・・
男の子は服のまま泳ぐ予定
女の子は泳げないので、せめて腰までかな・・と
行くと避暑と思っていたのに・・小雨・・「なんでや~~」
出鼻をくじかれ・・「水に入ったら寒いんちがう」
アブが多いのでネットをかぶって・・完全防備です。
とにかく行ってみます。手に持っているのは、防水袋に入れたお財布とコーヒー入りポットです。
河原を歩いて・・沢歩き。
画像がぼやけているのは泳ぐ事を想定してカメラも防水パック入れて有るため・・。
女の子は、濡れたく無いので、出来るだけ岩の上を歩いて・・男の子は真ん中をザブザブと・・。
ここは濡れないと先に行けません。
男の子は、腰まで浸かって・・進みました「うぅ・・寒ぶ」
女の子は、右の岩をわざわざ巻いて・・「しんどかった・・」
まだ膝から下しか濡れていない女の子、濡れないルートを探します。
30分もしないうちに休憩・・本来なら涼しいね~~のはずですが、「寒いね~~コーヒーが温かい」
ここらでUターン戻ります。記念にいつもの構図で
帰り道・・・来る時、男の子は真っ直ぐ水の中を来たのを覚えています。
女の子は濡れないように、何処をどう通って来たか・・頭の中の画像を巻き戻し中・・。
太陽サンサンであれば気持ちの良い所ですが、雨交じりのガスのかかったお天気では早々に退散でした。
ところで途中にゴミが大量に放置されて・・
袋の中もディキャンプでもしたのか、食材や飲み物のゴミです。袋持参で捨てて帰った!
夏は涼しく、人もほとんど来ない川遊びには最高の場所!
子供もいたのでしょうか・・大人が捨てて帰るのを見ていたのでしょうか・・困ったものです。
場所はこの画像がヒント、遠くに見える山はえびの岳です。トレールランのロングコースの途中です。
この近くに川湯、通称”山の城の温泉”と呼ばれる、川に温泉がわき出している所が有ります。
私は35年ほど前、トロッコ道と河原を歩いて初めて行った時の事を今でも鮮明に覚えています。
それは今とは全く違う光景でした。
河原のあちこちにチムニー(煙突状の吹き出し口)がありゴウゴウと熱い温泉が噴き出し、吹き出す音が響いていました。
自然にこんな所が有る事にビックリ、感動しました。
しかしその後、林道が出来、秘湯ブームで有名になり、様子が一変しました。
ゴミは至る所に散らかり、セメントで浴槽を作った後があちこちに残り・・・。
自然に無くなったのか、人が壊したのか、チムニーは姿を消し・・
今は火山性ガスが有る事を理由に立ち入り禁止になっていますが、
それでも林道の入り口に数台の車が駐めてありました。
基本、私は行くのは自由だと思います。
しかしゴミを捨て、自然を荒らし変えるのは止めてください。
今回のゴミも全く故意に捨てられた物です。悲しい限りです。
・・・・ちょっと熱くなってしまいました・・・
・・・・出来る事なら35年前の様子を頭のメモリーから出してお見せしたいです・・
とにかく
避暑に行ったつもりが、寒い水遊びでした。
距離往復1.1km、1時間の水遊びでした。
帰りに御池小学校を通ると・オオキツネノカミソリが・・数株咲いていました。
女の子は初めてで「キツネにカミソリって危なそうやね」「まあ彼岸花の仲間らしいから毒があるかも・・」
「来年は福岡か佐賀の群生地に行ってみたいね~~」
「今週、行こう・・」「雨なんだよな~」
「アルプスで雨のテント泊、楽勝になったじゃん」「・・・でもな~」