徒然臭

非日常的な日常をそこはかとなく書き綴ったつれづれ日記。あやしふこそ、ほんとにあやしい(汗)

Get in touch!

2013年03月28日 22時41分44秒 | 寅蔵日記

今日 のみこまの練習後、ダイチに「トラってちょっと変なん?」って言いにくそうに言われた。

「そうねん、自閉症っていう生まれつきの脳の病気ねん」とは答えたが、なかなか説明が難しい。

(※)自閉症とは?
認知や感覚の特性により、コミュニケーションがとりにくかったり、生きづらさを抱えやすかったりする発達障害のひとつ。知的な遅れをともなう人から、アスペルガー・高機能などといわれる知的な遅れのないタイプまで、さまざまな人がいます。

トラの場合は知的な遅れを伴う自閉症であり、以前の診察ではだいたい4歳くらいの遅れをきたしていると言われた。
自閉症は一般に自分の中の“こだわり”が強く、予定を作り、順番通り物事をこなす分にはいいが、その予定が狂うとパニックになったりすることもある。食事も限られた物しか食べない傾向が強く、トラ蔵も例外では無い。それでも納豆やミニトマト、もずく、といった健康的なものを食べてくれるのでまだ助かっている方である。

しかし、こういうのって良くわかんないよねぇ。

で、どう説明したらいいかなぁ・・・と思いネットで検索してみたら、『4月2日は、国連が定めた「世界自閉症啓発デー」。 世界中で 自閉症をはじめとした発達障害への理解を深めるための、 さまざまな取り組みが行われます。』というのが出てきた。その日は世界中が青くライトアップされるそう。そして、このブルーを、自閉症の人たちが持つ人間らしい あたたかさと重ねて「Warm Blue」と名付けたのだそうだ。 「ブルーが持つイメージは?」と聞かれたら、 多くの人は「涼しい」とか「クール」と答えるかもしれない。 でも、あたたかいブルー、情熱的なブルーもきっとあるはず。 人を先入観で判断しないで、まっすぐ向き合って欲しい。 そんな願いを「Warm Blue」に込めているとのこと。なるほど。
その日は俺も青色の何かを身につけるとしよう。

最後に Get in touch!project というサイトがあったのでよかったら見てみて下さい。

Get in touch!
コンセプトは「つながる」=「共生」。

「Get in touch!」のスタートは、自閉症という障害(※)を、みんなに知ってもらうことを目的にしたイベントでした。けれども、「障害を正しく理解してください」「支援をお願いします」といった啓発活動は、「なんだか違う」と、わたしたちは思っています。
もっと自然に、もっと気楽に、もっと自由に、一緒にいることが、あたりまえの世の中にしたい。
価値観や文化、国籍、年齢、性別、いろんな違いをこえて、ごちゃまぜで、暮らしていける、そんな世界になったらいいな。

そして、たとえ障害について正しい知識がなくっても、言葉がかわせなくても、コミュニケーションがむずかしくても、だいじょうぶ。
音楽や、アートは、さまざまな違いを超えて、わたしたちをつなげてくれます。
必要なのは正しい知識じゃない。排除しないで、一緒に、いること。違いを、楽しむこと。

わたしたちは、どんどん、どんどん、つながります。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする