ここ数年 川崎病が流行しているらしい。
川崎病とは、4歳以下の乳幼児にかかり、 高い熱が出るとともに、からだ全体に赤い発疹が現れ、目が充血したり、舌がイチゴのように赤く腫れたり、爪のところの皮が剥がれてきたりする病気。
未だに原因は不明。
怖いのは この病気が元で心臓の冠動脈にこぶができ、心臓に負担のかかる運動など行なえなくなることもある という事。
実はハル吉も、この川崎病にかかったことがあるのだ。
今から14年前のクリスマス前。そう、ちょうど今頃。
ハル吉、生後6ヶ月の時。
40℃前後の高熱が出た為、嫁ハンが小松市民病院に連れて行った。
その週は俺がたまたま遅番に当たっていたので夜は1時過ぎまで帰れない。
そん時は風邪のせいで熱が出てるもんやと誰もが思っていた。俺も、嫁ハンも、そして医者も。
しかし、(こんな時だけ)小心モンの嫁ハンは家に帰っても心配やからと、そのままハル吉を入院させることにした。
それの運が良かった。
ハル吉の高熱が数日間続き下らない。医者もおかしいと気付く。
けど、川崎病は検査してもわかるもんではない。
判断基準は5個くらいある症状の内 3個該当するかしないか、という曖昧なものだった(その当時の話。今はどうねんろ?)。
ハル吉の場合、3個該当するけど、その症状がどれも微妙なので医者もムムムやったらしいが、「川崎病と思って治療しましょう」という事で治療を進めた経緯がある。
結局、クリスマスから正月明け(1月6日くらいやったかな?)まで、年末年始をゆっくりと市民病院で過ごしてしまった。(笑)
その後、1年に1回上記に書いてあるような心臓の冠動脈に“こぶ”ができて無いか検査を行なった。
幸い“こぶ”はできておらず、もう大丈夫という事で検査も小学校に上がる時を最後に終了となった。
しかし、今思うと普通の風邪と思い、放っておいたらどうなっとったやろうと考えるとゾッとする。
ホント運が良かった と思う。
まだ幼い乳幼児を持つ お父さんお母さんは そんなに過敏になる必要も無いけど、こういう病気もあるよってこと、知っといてちょんまげ。
※写真は川崎病で入院してる時のハル吉。点滴の針を外されないよう包帯やテープでグルグル巻きにされた左手が痛々しいなり~。