疲労困憊の1週間

1週間しか経ってないのに 身も心も疲れてしまった。

今週は月曜日に定期検診の為に有休を取り 火曜日から出社した訳だが、

朝にいきなり「○○さんが交通事故で病院行ったし、今日代わりにそこ入ってくれ」と係長から言われた。

その仕事はワンポイントリリーフ的に数回しかやった事が無く、しかもその時はいつもどこから手をつけていいやら分からずムタムタになるばかり……

今回も1日なんとか乗り切ろうと思いやっていた。

ところが事態は急転直下

「○○さんが亡くなられた」と言うではないか！

あまりに突然で状況が飲み込めない。

周りには泣き出す女性も居た。

自動車運転中 心筋梗塞により操縦不能となり自損事故で亡くなったらしい。

不徳にも○○さんの仕事をする事になってしまい、チンプンカンプン何も分からず、あたふたして1日がすぎる。

それが昨日まで。たった5日なのに疲労困憊。疲れ切ってしまった…

という訳なのだ。

そんな事が実は15年ほど前にもあった。

突然事故で亡くなった同僚の機械をその時も私が引き継ぐ事になり、全く知識の無いところからのスタート。

しかもその機械はほとんどが亡くなった同僚しか稼働させていなかった為 加工に関する詳細なポイントは誰にも聞く事ができず 自分で見つけるしかなかった。

結果1ヶ月間ほど不良品を作ることになってしまった。

立場的にもそういう位置にあるのかも知れないが、俺は１つの事しかできない無茶苦茶不器用な男なので、あれもこれもしなくてはいけない今の仕事は拷問である

上司は正式にこの仕事を誰にさせるか検討中らしいが、早く決めてくれないとこっちがおかしくなりそうだ。

たぶん 次回の定期検診時に血液検査を行えば、抗アセチルコリンレセプター抗体の値、100を超えるんじゃなかろうか

今回突然亡くなられてしまった○○さんにはお悔やみを申し上げつつ、愚痴ってしまうこんな自分に自己嫌悪である。