興奮気味の母の声は
金歯でもいいから、しっかりした物を入れて下さい!
と、診察室から聞こえた。
歯科衛生士さんもよくご存じで、
娘さんに相談してみましょうね、
との声も。
昨夜 飲み込んだ物も問題なく 排泄物と共に出てくるから 心配ない、と聞き
一安心して、次の金曜
再度治療を受ける予約をして 母の家に戻った。
歯より うっ滞性静脈瘤潰瘍による 足の傷口の方が
心配だ。
炎症は広がりを見せている。
母に 新たに追加となり 処方された薬の飲み方を伝え
壁に注意事項を書いた紙を張り、
実家を後にした。
老親への対応は
子育てと同じ。
噛んで含めて 何度も 伝える。
異常が起きたら 医者へ連れて行き、薬を飲ませ(飲み方の説明)
食事の心配もし、
施設入所や入院しているほうが 家族にとっては安心であるけれど
この年齢では 良くなるより
認知機能が退化していく懸念のほうが 大きい。
母に うちへ来る?と 問うてみた。
厄介になろうかな?とも応えた。
夫も 頻繁に私が行き来するのを案じ
連れてきたら?
と勧めてくれる。
しかし、そうなったら それはそれで
私の精神的負担は増す。
片道1時間は 通勤と思って
母からのたびたびの電話は
保育園や学校からの
(体調が悪いので)お向えにきて下さい!
と思って 様子を見ながら 次のステップに進む時期を
模索している。
最新の画像もっと見る
最近の「母」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事