見出し画像

日々の移ろい

夫婦の会話

このまま お袋が老衰とか動けなくなる100歳位まで 面倒を見続けると、

俺はその時75過ぎる、

70代なら、まだ自分の時間を楽しめる人生最後と聞くけどな


男の平均寿命は81歳らしいけど お袋を看た後は 自分の元気な時間は残り少ないんだろうな

こんな日が いつまで続くんだろうな

と、呟く夫。

姑が戻ってきから、毎日この会話になる。


私にとっては 今出来ることは
淡々と 1日を終えるのみ。

私も 姑との接点を極力少なくし 自分の心の平安を保つことにしている。


先日 訪問があった義弟夫婦にも話したのだが、

寝たきりになってしまったら、

それは在宅介護の終着点が見えてきたとして、

今より弱い姑の姿に対して、

父の介護での経験上
手厚く 介護出来る自信はある。

御下の世話も 残り少ないと思えば 張り切ってこなす心づもりでいる


終着点が見えない今

悶々とした私達夫婦の生活が続く

私達夫婦の「時間を奪っていて悪いね」 なんて 一言あれば

また対応も変わるかもしれないけれど、

施設から戻ってきて、当たり前のように 変わらず次男夫婦の世話になっている。

どう考えているのだろう?

認知機能も衰えている姑に 何を期待しても 無理なことは分かっていても。

コツコツと音を立てて 杖で家の中を自由に歩き回る姑の杖の音さえ疎ましい。


義弟嫁は、
「お母さんから今まで以上の生活費を頂いてください」と、話して帰って行った。

まあ立場上 そういうしか私の心を慮る方法はないのかもしれない。

会話も成り立たない姑との日々は 続く。

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「介護」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事