見出し画像

日々の移ろい

夫の友 Yさん

癌は「一生のうちに、 二人に一人が罹患し、三人に一人が死亡する」

と言われています。

夫の会社入社時の同期も
夫を含めて 半分は罹りました。

夫は60歳の定年前健康診断で、見つかり、

ステージ1bと診断されて、
右肺3分の2摘出と、リンパ節郭清手術を受け、

摘出した癌は 思ったより大きくステージ2 でした。

しかし幸いなことに、
12年経過 現在に至っております。

Yさん、
今年初めから、前立腺がんの疑いを指摘されていたようです。

PET(画像診断)を受け、

他臓器への転移も見られず、
ステージは1a との診断をもとに、

来週から、放射線治療を通院で
1ヵ月間行う とお聞きしました。

摘出手術ではない理由は?
と尋ねましたら、

「前立腺を切除すると、尿もれになる確率が高い、と聞いて
放射線治療にしたのさ」

ピンポイントで放射線か
癌細胞に当たれば良いのですが、

やはりズレたりすると、
尿路やその周辺に影響するのは致し方ない とは 話されました。

奥様は、私と同じ年、
今日伺った際は、

ご実家のお母様(93歳)の介護に行かれていました。

Yさん家族とは娘たちが幼い頃、一緒に海へ 山へ、キャンプへ
と、楽しい思い出を共有した仲間です。


Yさんの放射線治療が終わったら、
「飲もう」

と 夫と 約束を交わしていました。


  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「友と」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事