日々の移ろい

初お泊り と 介護実習 

実家にて、二人で暮らしてきた 父(88歳・要介護2)母(85歳)。

父の生活は、殆ど一人では困難である。

ベットから 立ち上がるのにも、
部屋を移動するにも、
食卓に着くにも、
着替えも、トイレも。

母から、悲鳴が上がった金曜日。

とうとう 仕事を休み、クリニックへの通院に付き合うべく
実家へ向かった。

が、もしかして、4月から泊り込む事を念頭に入れていたからには、
練習を兼ねて、泊まるね!?と、告げてみようかな・・、
と、行きの車中で思いついた。

母の顔を見るなり、
今日は泊まって行くからね!と伝えたら、
思ったより、嬉しそうに 父に伝えている様子に、
そうか・・、それを今までも期待していたの・・・、
と、今更ながら 知った。

私が実家に行くと、煩い子が来た!とでも感じているのか?
と、私にも確信が無かった。

また、自分でも、
エイと、気合を入れなければ、
乗り越えられない大きな壁と なっていたお泊り


クリニックへは、車椅子を車に積み、
クリニック内での 移動に役立った。

一番の関門だった父のトイレ介助も初体験。
車椅子のまま、男子トイレに乗り入れ、
父を立たせ、父のパンツを下ろし、おちんちんを引っ張り出し
なかなか出てこないおしっこを 手伝った

おしっこは 飛ぶことも無く、殆どズボンにかかり、
私の手を濡らした トイレ介助。

これで、もう怖いものなしだ


帰宅後は、持って行った昼食を3人で食べ、
温かな日でもストーブを付けている家の中では 私には苦しく、
夕方まで庭で 時間を潰し、
夕飯を作り、父を椅子に座らせ、食べた。

夜には、服の脱ぎ着、
そして何より驚いたのが、二人の寝る時間の早さ
8時には、こっくりこっくり船を漕ぎ出していた。

確かに眠ることしか する事しかない 二人。

実家での 初泊まり込みの夜は、
私にとっては スマホもパソコンも無く 
退屈極まりない長い夜だった
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