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日々の移ろい

ホームベーカリー 買いました

両親は 伊勢市にて クリーニング店を営んでいました。

クリーニング師は免許が、いるのですね(先日迄、知らなかった)

父(七男)と、住み込みの男性2人の3人で 商売は順調に回っていた所、

長男が伊勢に帰って 祖父のクリーニング店を再開させると言うので、

両親は商売敵にならない様にと、
伊勢市を離れ 愛知県に引っ越し

菓子屋を、始めました。

敷島パン(今のパスコ)を売り、
お菓子などを並べ 両親の商売は繁盛していました。

食パンは、
4斤分が届き、パン切り切機で、
1,2センチ幅は8枚用、
1,6センチは6枚用などと 1斤づつ
切り、袋に詰める作業は 私も高校生位から手伝っていました。

結婚し、子供が出来 自宅で、パンを焼いたりしましたが、

ホームベーカリーは買うチャンスも無く 娘がクルミや胡麻入り食パン等を焼いて届けてくれる時を楽しみにしていました。


そして、今日 初めてホームベーカリーを手に入れました。

夫が糖尿病になり、糖質制限をしなくてはならなくなり、

市場に出廻っているパンは、糖質が多く食べられない為、

ふすま粉(糖質80%オフ)使用のブランパンなら夫も、我慢しなくてもよい、と。

糖質制限オフボタンの付いたホームベーカリーを購入しました。

おまけには、 普通の食パン用ミックス粉が4袋も付いていましたから、

まず 手始めに 焼きました。

4時間かかつた出来上がりを

母の部屋へ持って行き 試食しました。

母も、商売をしていた頃を懐かしみ

また家で こんな小さな機械で作れた事にも 驚く様は 

認知症?と疑う程の 今日の母とは 会話が噛み合い 嬉しく思いました。

さて、今日は時間がなく 富澤商店のふすま粉を買いに デパートへ行けませんでしたから、

次回こそ本命の ふすまパンに挑戦が 楽しみになってきました。



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