日々の移ろい

密やかな花園


角田光代著 密やかな花園


不妊治療を題材に こういう書き方もされる作者には あっぱれ! 


提供者が特定出来ない精子を使い 
妊娠し 出産 そして成長した子供達や家族が抱える様々な問題。

提供者と言うことは 生物学上は父親である。

その男性から遺伝するかもしれない病歴は?

アメリカでは 生殖産業とまで 言われ
質のよい精子を得て 妊娠したい!

と 精子の価値も高額になっていったそうだ。


ともあれ・

女性側だけでなく
男性側にも 原因がある不妊。


所で
コウノトリというドラマ 欠かさず観ている。

出産に関わる全ての方 
親になろうとしている方、
医療従事者、
にとつても、

とても厳かな現実を 捉えている。


密やかな花園 を読み コウノトリ
と同様
不妊治療 のみならず 

人としての幸せ について 考えさせられる作品だった。
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