ほんと農業は難しい。ブロッコリー栽培、今年で3回目だけど、難しい。
失敗の克服はほんと少しづつしか進まない。こっちができたと思うと、あちらはまだまだのケースが少なくない。
これまでに解決できていないのが、種まきから定植までの発芽と育苗。
あーん、なんでできんとや?と何度思ったか。
小さい種を撒くのに深さがどうか、水の掛け方は?、ハウス内の温度は、真夏の時、降雪の寒いとき、とっても難しい。
そして最後まで私を悩ませたのは発芽までの水のやり方だった。完全に勘違いをしていた。
播種後たっぷり水を掛けたら、その後発芽までは基本的に水は掛けない。もちろん土が完全に乾くのはいけないから、その時は水をやるぐらい、がいいそうだ。
夏の場合は発芽まで2~3日だから水は不要。冬の場合は芽が出にくいので発芽までの7~10日ぐらいの間に1、2回が目安みたいだ。
これに大事なのが箱の保温と遮光。特に冬の場合は外気温が低いので、ハウス内の箱の上にラブシートをかけて保温する。
夏の場合は夜でも気温が高すぎるので、小屋の中に段積みして寒冷紗で真っ黒にしてやるのがいいみたい。JA指導員のこのアドバイスを実行したら、…できた。きれいに芽が揃った。
でも、これまでの勤め人としての仕事より、なんとなく次はうまくいくんじゃないかという気がするのも農業の特徴だ。自分が行動しているからか、ほかの人には迷惑をかけないからか。もともと生まれて時から、近くにあり、父も苦労していたことを知っているからか。
これも才能の一つ、私のアドバンテイジと考えていい気がしている。