かくれんぼの雑記帳

前向きに生きるためのエンディングノートとして、日々の喜怒哀楽や驚き、感動、考えたことを記録します。

映画:「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」

2020-06-21 08:11:00 | 映画
原題:「Little Women」

「スキャンダル」を 3月に観て以来、先週の土曜日に 3か月ぶりに映画館に行きました。
レイトショーは今でもどこも行われていないので、19:15からの最終回を御徒町で鑑賞します。

入口の検温や、隣同士が予約できなかったりだとか、手指の消毒とか、いろいろ配慮は
感じました。私含め、300名くらいの一番大きなスクリーンに観客10名くらいだったので、
そもそもリスクはほぼゼロでしたが。

シナリオは、有名な(といっても、私は読んだことがないのですが)「若草物語」が
出版されるまでの、四姉妹の過去と現在を交互に進行させていきます。

主人公たちがそれこそ「生き生きと」という表現がぴったりな感じで登場人物を演じていて、
映画館でこういう穏やかな時間を普通に過ごせることは、とても貴重なんだな、と、
あらためて実感しました。

映画:「スキャンダル」

2020-03-08 10:44:28 | 映画
原題:「Bombshell」

こちらは昨日、地元のシネコンにレイトショーを観に行きました。

コロナウィルスまっさかりですが、150名くらいのスクリーンは
10名くらいで、周囲には誰もいず、濃厚感染の気配もありません。

シナリオはアメリカのニュース報道会社で実際に起きた女性社員に
対する数多くのセクシャルハラスメント事件と訴訟を題材にしています。

ちょうどまさに今、日本で話題になっている「earth music&ecology」の
石川康晴社長のセクハラのような話ですね。。

こんな最近の話をすぐに映画にできるなんて、製作者の努力に敬服します。

その保守的な共和党寄りのテレビ局で、ケイト・マッキノン演じるレズビアンの
社員が「有害な環境で生き抜くのが好き」という発言が印象的でした。
システム開発の仕事で言ったら、不芳プロジェクトを渡り歩くという感じ?

日本出身のカズ・ヒロさんのメイクアップも主演3人を引き立たせていて
よかったです。




映画:「1917 命をかけた伝令」

2020-03-08 10:11:01 | 映画
原題:「1917」

少し前のことになりますが、2/23 に地元のシネコンに観に行きました。
コロナウィルスの件が拡大中で、日中にもかかわらずかなり閑散としていました。

「アメリカン・ビューティー」などの巨匠サム・メンデス監督の戦争映画です。

シナリオは第一次世界大戦中のフランス。イギリス軍の兵士2人が、ドイツ軍を追う
最前線にいる司令官に、それがドイツ軍の罠だと知らせるため、まさに命を懸けて
伝令に向かう、という話。

題材やストーリーはそれなりなのですが、映像のつくりがすごかったです。
最初から最後までをワンカットでつないだような撮影で、カメラワークに
異常なこだわりがありました。2Dなのにかなりの没入感があります。

手法自体は「バードマン」を見ていて初物ではないのですが、
戦争映画でされると、圧巻としか言いようがないですね。
アカデミーの撮影賞も納得のつくりでした。



映画:「パラサイト 半地下の家族」

2020-02-08 12:57:21 | 映画

昨日金曜日に御徒町のシネコンにレイトショーを観に行きました。
アカデミー賞の作品賞・監督賞の候補にもなっている
「パラサイト 半地下の家族」です。

狭いスクリーンに3割程度の入りでした。
いつも人で非常に混雑しているこのシネコンですが、新型コロナウィルスの
影響でしょうか、閑散としていました。

シナリオは、半地下の陰鬱な住居に住む、定職を持たない家族が、
IT企業の社長の恵まれた家庭に徐々に寄生(パラサイト)するようになっていくが...
というもの。

シナリオの構成が重層的で、展開も読みづらく最後まで飽きさせません。
莫大な費用をかけずにこれだけの表現ができるというのは、
最近の実写日本映画では真似できない、格段のレベルの違いを感じます。

格差社会の問題意識についても、強いメッセージが込められています。

近々発表されるアカデミーの国際長編映画賞は確実で、
脚本賞も取るんじゃないかと...


映画:「屍人荘の殺人」

2020-01-01 16:37:58 | 映画
12/30 に地元のシネコンに観に行きました。2019年はおそらくこれが
最後の映画です。

19:00の回は 2割くらいの観客でガラガラでした。
この冬は、「アナ雪2」「すみっコぐらし」のヒットで他の作品は苦戦ですかねぇ。

私はperfumeの新曲が主題歌だという理由だけで観に行きました。
エンドロールでかかります。

さてこの作品、有名な原作+有名俳優を揃えた密室殺人もので、
シナリオは鉄板と言っていい内容です(原作は読んでいませんでしたが)。
謎解きに集中する必要もなく、ぼんやり見ていても大丈夫です。

主演のひとり、浜辺美波さんはまだ19歳ですか..
「君の膵臓をたべたい」の人ですね。正統派路線で2020年も飛躍しそうです。