東京は感染者の爆発的な増加は抑制されているようだ。
保健所がリンクを追わなくなったという報道があったが、
それが原因で検出できていないだけ、だろうか。
季節性の変動要素や、緊急事態宣言の効果もあって、減っているのは確かだろう。
新規感染者数は目安にはなるが、いろいろとバイアスの
かけられる数字なので、注意が必要だ。
そして毎日、重症者の数とその増減が報道されているが、亡くなってアウトした
人の数と、新規に重症化してインした人も合わせて報道するべきだろう。
しかしそもそも、東京のように重症者の定義を変更して少なく見せているところも
あるので、何かを大局的に判断するための数字としては、意味はほとんどないと思う。
こんな数字、他の国では報道されているんだろうか。
それと較べて、死者数は偽ることが難しい数字。コロナの影響で亡くなった人か
どうかを操作することは不可能ではないが、他よりやりにくい。
日本では 1日に亡くなる人は 4,000人くらいと思うが、1年で 7,000人の死者
というのは、自殺者や、少し前の交通事故の死者よりはるかに少ない数字。
今のような状況でも 1日の死者は 100名未満なので、けた違いに小さな割合ではある。
これが週の平均で 5名未満(年間で換算すると、200名未満)とかで解除すると
宣言してくれれば、わかりやすい事この上ないのだが。