春は行きつ戻りつ。
そして、シーズン序章。
去年の夏の写真を引っ張り出して、
どきどきしました。
サードランコーでした。
脇役だけど、
緊張感のある場所。
息子の野球。
あとひと月もすれば
確実に始まっています。
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MLBの話題も目白押し。
いろいろ言われていますが、
マリナーズの彼ら。
私は応援しています(笑)
1回に一、二塁の好機を2人で生み出す。後続の右前打で生還を狙う川崎が三塁
コーチに突然制止させられたため、イチローは二、三塁間に挟まれアウト。守備に
向かう川崎に、直前のプレーを身ぶりで振り返る姿があった。「野球の話をきっちり
できるのは次へつながっていく感じがするよね。それは日本でやっていると当たり
前のことなんですけど、こちらで日本人が(チームで)1人でやる時っていうのはそ
れがないんですよね」。ベンチでは互いに戦況を分析しながら、プレーを見続けた。
かつて一塁から完璧なスタートを切りながらも、打者がファウルする無神経さを何度も
味わった。落胆した気持ちをぶつける会話が出来なかったことを経験している。それだ
けに川崎とのベンチトークは「楽しいっていうか、忘れていたものですね」と、思わずほ
ほ笑んだほどだった。初安打&初打点以上に、目に見えない収穫を感じ取っていた。
【木崎英夫通信員】
[2012年3月8日9時23分 紙面から]