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(1)論語(為政篇)
子曰、学而不思則罔、思而不学則殆。
子曰く、学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)。
孔子先生は、こう言われた。人に知識を教わるだけで、それを自分で思考しなければ、物事の道理を理解できない。また、自分で思考するだけで、人に知識を教わらなければ、独断と偏見に陥る。
子曰く、学びて思わざれば則ち罔し(くらし)、思いて学ばざれば則ち殆し(あやうし)。
孔子先生は、こう言われた。人に知識を教わるだけで、それを自分で思考しなければ、物事の道理を理解できない。また、自分で思考するだけで、人に知識を教わらなければ、独断と偏見に陥る。
(2)「教えて考えさせる授業」
2001年に東京大学の市川伸一教授によって提唱された。「教えず考えさせる授業」に対するものとして。
知識の習得において、知識を教わる「受容学習」を行った後に、その知識を活用して「問題解決学習」に取り組む授業方法。
1)(知識を)習得する:教わる(基本・基礎の説明を受ける) ⇔ 考える(問題解決に活用する)
2)(知識を)習得する ⇔ (テーマを)探究する(知識を発見する)
3)基礎から積み上げる ⇔ 基礎に降りていく
これらの「習得する(教わる⇔考える)⇔探究する」の複合的な往還によって、理解を深めていく。
知識の習得において、知識を教わる「受容学習」を行った後に、その知識を活用して「問題解決学習」に取り組む授業方法。
1)(知識を)習得する:教わる(基本・基礎の説明を受ける) ⇔ 考える(問題解決に活用する)
2)(知識を)習得する ⇔ (テーマを)探究する(知識を発見する)
3)基礎から積み上げる ⇔ 基礎に降りていく
これらの「習得する(教わる⇔考える)⇔探究する」の複合的な往還によって、理解を深めていく。