日本の真の色が光るように 外国メディアも混乱しまくった大惨事のその先で(gooニュース・JAPANなニュース) - goo ニュース
日本人が被災しながらも規律を守る国民性であることが、世界で報じられています。
理由はいろいろあるでしょうけど、これは誇っていいことだと思います。
しかし、本当に誇れることなのか疑問に思うこともあります。
もしかしたら、裏を返せば日本人の短所でもあるような気がするからです。
悲惨な状況でも譲り合い精神を持ち、暴動や略奪が起きないことはすばらしいことです。
しかし、日本人はどうしてこうなのか?
私なりに考えてみますと、
「日本人は止まる(止める)ことができない国民性」
であることに一つの原因があるような気がします。
何が止められないかというと、日常生活を止めることができないような気がします。
もしも暴動や略奪行為に走ったら、もはや愛する地元にいられなくなります。
日常生活の人付き合いが災害時でも続いている(止まらない)のではないでしょうか?
私の住む茨城県も被災地であり、地震の直後お店(コンビニ以外)は殆ど開店してました。
理由は天井が落ちたり、酒類のビンが落ちて割れて散乱したりして、危険だったからで、
片付けが終了し次第、再開したお店が多かったようでした。(つくばでは)
地震があったのが金曜日で、早いところでは土曜日、
日曜日辺りから大抵の店は在庫限りであるけど営業を再開しました。
しかし、価格はいつも通りの価格で、
しかも金曜日の朝のチラシで「広告の品」と銘打った商品は、
本当に広告の通りの価格で売っておりました。
この非常時にありがたいカップラーメンもです。
よその国だったら地震の直後、すぐさまぼったくり価格にして売り出すだろうに、
日本のお店は異様に律儀です。
もしも、日本でそんな露骨なことをやったら、もう2度とそこでは商売は出来ないでしょう。
震災の影響で水も満足に手に入らないような状況でも、
日本人は決して日常生活を手放さない、
そんな国民性を垣間見たような気がします。
これが短所となると・・・・・・例えば今回の原子力事故。
完全に硬直した組織による弊害が出ました。
もしも日本の政治家や官僚、企業がもっと柔軟な発想の持ち主で、
少しでも危険性の可能性を察知して、
従来の主張を覆して大きな決断が出来たのならば、
今回の事故は防げていたのかもしれません。
止める事の出来ない日本の原子力政策の成れの果て・・・・
今回の事故はそんな一面があったような気がします。
止まることが出来ない国民性は、「硬直化」という欠点にもなりうるのではないか?
単なる私個人の憶測ですが、今回の震災を通してそう思いました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます