てげてげ人生論(気楽に行きましょう)
てげてげ
「てげてげ」とは、鹿児島弁で「適当に」という意味です。
「適当に」とは、いわゆる中庸の精神です。
逆に、「頑張って」という、日本人がよく使う言葉があります。
「適当に」とは「頑張るな」、適当にいい加減(良い意味で)に生きるということです。
皆さんは、仕事に勉強に「頑張って」いますが、「頑張らなくて良いよ。」「適当にやんなさい。」と言われると気が楽ですね。
仕事や勉強が少々悪くても、気にしない気楽に行きましょう。
求めない
人は他人に対て、色んなことを求めます。
「求めない」の気持ちを持つと気が楽になるでしょう。
友人に贈り物をしたが、お返しは「求めない」。
お返しを求めると、お返しがこない場合、友人を悪く思うでしょう。
「求めない」なら、「求める」ストレスから解放されます。
お返しを求めるなら、最初から贈り物をしない方がよっぽどましです。
他人に要求すると、ストレスが溜まります。
要求しないなら、ストレスも生じない。
「求めない」精神で、気楽に行きましょう。
つれづれに
徒然草に「存命の喜び、日々に楽しまざらんや」とあります。
今生きてる、喜び日々楽しもう。
700年前に、兼好法師が書いています。
700年前の人の精神は、今も同じですね。
日々つれづれに、楽しんで暮らしましょう。
ぐうぜん(偶然)
人間は、「ぐうぜん」に生きています。
親から生まれたこと、この土地で生まれたこと、友人との出会いなど、すべて「ぐうぜん」です。
自分で決定したことではないですね。
この「ぐうぜん」を感謝しましょう。
人生の選択、行く道など、2つの選択肢の場合、どちらのに行くか迷いますね。
どちらに行っても、それほど悪くはなく、違いはないと思います。
人生は「ぐうぜん」に支配されていることを認識して、深く思い悩まないで、気楽に行きましょう。
迷ったときは自分で決めないで、サイコロを振って出た目で決めても良いかもしれません。
でたらめに(いい意味で)、気楽に行きましょう。
ものさし(物差し)
人は、それぞれ自分の判断する「ものさし」を持っています。
物事は、自分の「ものさし」で判断して決断行動します。
しかし、自分の「ものさし」と思っているのは、世間の常識、親からの教え、教育などの世間の物差しです。
※ 仏の物差し
世間の物差しの他に、「仏さまのものさし」をもう一本持つことです。
「仏さまのものさし」とは、「人間はなんだっていい」というものです。
勉強ができてもできなくてもいいし、美男美女でなくてもいい、そういう世間の差別やこだわりのない物差しです。
※ 「般若心経実践法」ひろちさや著から引用
世間の「ものさし」にこだわらないで、「仏さまのものさし」で気楽に生きましょう。
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