東山電気「ブログ」通信!

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全自動洗濯機、洗濯しない時はやはりハンドルで止水しましょう。

2022年01月20日 | 各種 修理
先日、お客様より「洗濯機のホースが接続してる辺りから水が漏れてる」

ご連絡がありました。

洗濯機は納品していなかったので洗濯機置き場の給水栓はどんな種類か

分からないので、いくつかの部材や給水ホースを準備してお伺い

致しました。

普通の蛇口(単水水栓)の場合は全自動洗濯機用の給水耐圧ホースを

接続するために「ワンタッチ継手」という部品を蛇口の先に取付します。
 
だいたい「ホースの接続から水が漏れてる」とのご依頼の場合は

このワンタッチ継手のパッキンがしっかり蛇口の口に当たっていない事

などが原因やワンタッチ継手を固定するネジの傷が原因の事もあります。

また経年劣化による蛇口の先がギザギザになってしまっているとパッキン

あたりが悪く水漏れする、などなどいくつかの原因はありますが

この辺りが原因の事がほとんどです。

お伺いして確認させて頂くと、普通の蛇口ではなく、画像のような

止水栓付の給水栓が取り付けられいました。

この給水栓は先ほどお話をしました、蛇口に取付けるワンタッチ継手は

必要がなく洗濯機の給水ホースが「カチッ」と引っかかるように

なっています。


しっかりとカチッとホースが接続されていればホースが外れる事は、


まずないのですが、もしも給水ホースが外れても瞬時に

止水してくれるとても安心の洗濯機用水栓です。

 今までこの止水栓付きのしっかりした給水栓で接続部から

水漏れの経験はありませんでしたので僕も初めての経験です。

持ってきた新しい給水ホースに交換し接続してみました、

ハンドルを回し通水してみます。

 先程よりましですが、やはりポタポタします・・・

この給水栓の先端、水栓継手の給水ホースがはまる部分に

見えにくい小さな傷が原因のようです。



この部品は持っていなかったので、この部分に
応急処置をすると

ポタポタは無くなりました。

水栓継手入荷まで一時的にこの状態で使って頂き、洗濯をする時

のみ通水するようにして洗濯機を使わない時はハンドルを閉じて

止水してもらう事をお約束頂きました。 

後日、水栓継手を交換し問題なく通水していても漏水の心配は


なくなりました。全自動洗濯機の納品にお伺いし取扱い説明の時に、

「洗濯機を使わない時は蛇口を閉めましょう」とお伝えしてますが、

開けっ放しにやはりなりがちですよね。今回このように止水栓付きの

給水栓でも、漏水する事がある事を経験しましたのでやはり


お客様には洗濯機を使わない時は蛇口を閉める癖をつけましょう。 

とお伝えします。

でも乾燥機の裏に蛇口があるお宅だと毎回閉じるのが難しいですよね。 

あとワンタッチ継手が漏れやすいという事ではありません。

私が20代から今まで取付したものが原因で水漏れした事はないので

安心してください。

 でも洗濯機の給水栓の故障で家に帰ったら洗濯機の水が流れていた、

なんて事も全くない事ではないのです、そんな事のないように


できる限り閉めましょうね!