OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

越前

2012年11月05日 | 日記
今は越前市。前の今立は岡太神社・大瀧神社の境内の写真一枚。
気持ちのいい場所である。

昨日、福井県立美術館にて帆山先生の遺墨展を観る。
このことは、また業界誌で。

その日のホテルは、帆山先生の住んだ武生駅のそば。
ここには帆山先生の教え子であった太法先生もいた。

武生泊の目的は、越前和紙を観ること。
まずはコンタクトなしだが、越前和紙プレゼンターとして世界中を飛び回っている杉原さんを訪ねる。
一度イベントで一緒になっただけだが、親しみやすい杉原さんの印象はかわらなかったので、いきなり。

居た。

「どこかでお会いしましたよね~」と杉原さん。

コンタクトなしで岩野さんの工房も観たいというと、あきれ顔だが、杉原さんが車で案内してくれた。
市兵衛さんの楮の紙料の具合にはびっくりだ。
平三郎さんのところの大判の和紙をつくる活気もけたはずれ。
まだまだ越前和紙は70件ほどの和紙の家があって、すごい職人の方々がまだまだいることも紙の文化博物館で知る。

岡太神社・大瀧神社は、紙は神である神社である。

武生駅から和紙の里までバスは30分ほどだが、2時間に一本程度、500円。
バスの運転手さんものんびりでいいね。



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