OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

切符

2017年01月17日 | 日記
秩父の駅前で、海江田さんお気に入りの文房具店へ。
なるほど、行って損のないお店であり、ご主人であった。

群馬で筆作りがおこなわれていることを知らなかった。
そこの筆を試しに7本ほど買い求める。
その筆を使っていた人に、相田みつをさんがいたという。

相田さんが売れる前から付き合いのあったお店なので、その頃の作品やお話しも面白かった。
秩父にいた松田海軒さんや行草ばかりでなく梅の画も得意だった殿村藍田さんの作品などもよかったが、今東光の達筆ぶりは意外だった。

もっと意外だったのが、秩父鉄道ではスイカ、パスモが使えないことだった。

その日、たまたま西武鉄道で帰らず、秩父鉄道と決めて、途中の秩父駅でバスを降り、持ち合わせ少ないのに予定外の筆を買ったが、他の気になるものは次回にと、それで止めておいてよかった。小雪舞うなか、財布が空で電車に乗ろうと思ったら、乗れなかった。

でも、いまどき、切符で改札を過ぎるのは、いい。鋏があらかじめ入れられていたのはさびしかったが…。
秩父から寄居まで、プチローカル線の旅は、夜景なし、真っ暗のまま山間を走った。

天下無敵の秩父鉄道はいとおしい。



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