OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

菊之丞

2011年12月02日 | 文化・芸術
知り合うと、何事にも関係が生ずる。
困ったものは、観たいものは観れないで、関係ゆえにそこに顔を出すこと。

これはなるだけさけたい。
常日頃、悪い作品や人と会わないようにしなくてはいけない。

今日は著名劇団の案内を無視し、おぐらと高畑の娯楽天国の公演へ。
高畑と知り合ってしまったばっかりに…。

今回のチラシの題字は、気持ち悪い女形の鷲巣だ。今どきの専門家よりサマになっていた。
スカウトしたいもんだ。


さて、どさ回り劇団の座長・菊之丞を演じる高畑は役そのもの。おぐらの演出も毎度面白くてファンも増えているようであるが、もうひとつのキレを期待する。ぶっとい骨格がほしい。

終演後、おぐらが手ぬぐいを舞台から客席に向かって3本プレゼントした。「これを受けとった方は幸せになれる」といって。
私の前に落ちたが、だれも我先に取ろうとせず(おぐらの言葉はだれも信用していない?)、私が幸いにも?手ぬぐいをいただくことになった。

効能は別にして、気にいっている手ぬぐいだ。大事に使わせてもらう。
来年もしかたなしに観に行く予定。
これを読んでいるみなさま、来年は36回公演、高田馬場の一つ先の下落合駅そばで、11月下旬予定。

観劇のあと、ゆっくり食事やお茶をしながら、そのことを語り合う、ような文化は、なかなか日本では根づかない、と、音羽さんとお茶して別れた。
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