OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

セルビア

2019年09月01日 | 日記


ブダペストのイベントが終わった次の21日、一日一便12時のバスでセルビアの首都ベオグラードを目指す。
予定は7時間で、国境検問後一回休憩、6時間半。一泊してブダペストに戻ったが、夜9時発、国境渋滞で2時間オーバーの計9時間かかった。
バスは、快適。ほぼ日本と同じ。片道約8000フォリント。

セルビアはジョコビッチくらいしかしらない。が、フレンドリーだし、親日でもあるようだ。
旧ユーゴスラビアの内戦のイメージが多少あったが、一泊限りの旅行者にベオグラードはそんな痕跡をみせることはない。
ベオグラードの繁華街で、サッカー観戦をしながらビールを囲む一員に我々もなった。


我々3人は、大使館での浮世絵の実演のための高橋工房のお二人と私。
わたしは、大使館にハンガリーのイベント用に持ち込んだ大判短冊を2枚届けるのみ。
あと、ハンガリーイベントは職人のお祭りでもあったので、イベント内の履き物展に合わせ、日本の地下足袋を送っておいたが、それを引き取り、それも。行田の地下足袋は果たして、セルビア大使館に飾られるだろうか如何に!?


大使館や公邸にお邪魔したあと、セルビヤの教会や博物館、公園を急いでまわった。

大きな公園のなかに少し古い建物があり、そこに入ると会場全体に、石とドローイングのインスタレーション。

老作家らしき人がぽつりといた。
80歳。
石の彫刻家。
作品集をみさせていただく。
若い時はなかなかエネルギッシュでかっこいい人だった。
表現者の後半生をみた思いがした。






 

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