OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

今どき

2011年07月01日 | 文化・芸術
寒玉の作品も狙いすぎないよさがあった。詳細は業界誌に書く。

さて、三越本店で行われている京都の若手日本画の展示を観に行った。
売れっ子の感性に触れるが、そういうなかで、“一見”や“気を引く”や誇張などなど、いわゆるメディア受けするようなものと遠いところにある小田さんのかりんの画(F100号)がいぶし銀の味である。

昨年だか、著名月刊誌の目次ページの画を描いた小田さんだが、小田さん不在の時、月刊誌の編集長がその場に観に来て、縁もない小田さんの画が気にいって、後に連絡があったとのことだ。
小田さんにとって大きな仕事であるかなしかは別にして、今どき、そういう出会いがいい。
メディアの眼が腐っていると思う時代に、観る眼のある人がいてうれし。

東江寺には伺えず。今回はご容赦を。

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