OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

かけはし

2016年01月14日 | 日記
JICA横浜にて、南米日系の中学生に和紙作りを教えさせていただいた。

ずっとJICA横浜で、日本と南米、北米の日系人次世代研修を支えてきたビアさんはまさに架け橋。
その方のご縁だった。

この子どもたちはブラジル、アルゼンチン、ボリビア、ペルー、パラグアイなどから36名。この子たちは素晴らしかったが、そのことはまた。
その中に、アルゼンチンの日本語学校の子が1人。

8年前に和紙紹介のためにアルゼンチンへいった和紙仲間のリーダーは遠矢さんという女性。
私はご一緒できず和紙に書いた書作品のみアルゼンチンへ。

アルゼンチンの日本語学校での交流ができたのも、遠矢さんとその学校のデリア先生とのご縁だった。
その翌年、日本語学校の社会人組のアルゼンチン側が来日。遠矢さんらはデリア先生と再会を果たし、一日、私は書を教えたりして交流した。


今回、日系人協会の方に、デリア先生はいま、校長となっていることをお聞きしたが、遠矢さんはいない。

その遠矢さんは病魔に侵され数年前に亡くなってしまった。
来日しているそのアルゼンチンの中学生に、デリア先生に遠矢さんのことを伝えてくれ、と頼んだ。
遠矢さんもメキシコやアルゼンチンとの架け橋だった。






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