OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

未だ整理つかずも楽しみあり

2017年04月29日 | 日記
未だ仕事場の整理つかず。
懐かしきもののなかには今に勇気を与えるものも少なくない。

今も一線で活躍する剣名舞は、現在、劇画原作だけではなくて、小説や作曲、舞台制作から映画制作まで等々。週に一度は大阪芸大まで行って後進の指導と忙しそうだが、まだ80年代、『ザ・シェフ』の大ヒットで、滋賀県での食のシンポジウムに呼ばれて講演までして、その冊子の講演記録が私の手元に残っていた。

グルメとおもわれがちだが、自分はアンチグルメだという舞ちゃんは、

「おいしものを食べるのに理屈はいらない、というのが僕の持論です」とそのなかで、いっている。

琵琶湖や京都の関係からの滋賀の食文化への言及は、地元の方々へエールを送り、地方の食文化への愛情を感じた。




池袋で一年に一度程度、お茶をしてたわいもない話をする木坂凉が当時連載を持っていた『動物と動物園』の詩のページ。

「人生はしがみついてなんぼです」は、今更に私の心に響く。

ここ2,3年会っていない。お互い「会おう」メールをしながら、近況を語り、満足している?




捨てられない雑誌の一つに昔の季刊『銀花』がある。80年代はすでに古本でも高い値がついていた。
89年の銀花をぱらぱらめくっていて、対馬の海の写真が目にとまる。
みれば宮嶋康彦さんの写真と文ではないか。
当時は全く知らず。和紙でのご縁があって、今は、昔ながらの写真機で自分の和紙で、銀板プリントし、活版印刷、製本までしてしまう超贅沢写真集も作ってしまう。
先日は、山陰を取材。TVニュースの特集を拝見したが、文化を写し取ろうとする写真家の姿勢が美しかった。


捨てられない物多いなか、「全日本VS全中国」と題してのバドミントン対決5対5のキャンプでの記録は捨てた。
私は、現在、世界的二胡奏者になっているジャーパンファンさんと。5ポイントマッチ。デュースに入って、7対5で小熊の負け。
ジャーさんにはなにかと勝てない。現在、日曜朝9時、BSーTBSで旅番組まで持っている。彼のやわらかさがいい。

格闘技シリーズは捨てようと思ってみたら、なかなか面白い。「KO2」で紹介あった故松田隆智さんの本も見直してみる。
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