OGUMA    日々軌 小熊廣美の日々新

規格外の書家を自認している遊墨民は、書は「諸」であるという覚悟で日々生きている。

気楽に綴らせていただきます。

勧進帳

2021年02月21日 | こども書道

べんけい、とがし、よしつね、との小1から「勧進帳」を題材に書く。

「かよふに候ものは~」と富樫のセリフと、「時しも頃は如月のきさらぎの十日の夜~♪」などと長唄を書く。

これやこの往くもかへるも別れては知るも知らぬも逢坂の関 

百人一首の蝉丸の歌から「~知るも知らぬも逢坂の山かくすかすみぞ春はゆかしける~♪」と続く。

長唄を一節唄うような子が将来出るや否や。明治からの西洋音楽教育はすばらしいが、邦楽の魅力を知らせるには、専門家の教育現場への派遣も多くしてほしいと願うばかり。

仕事柄、邦楽に長く接し、やっとその魅力がわかり始めた私。

(写真は大学生)

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