今回のおすすめは道尾秀介さんの「ラットマン」です。
道尾さんを知ったのは、TVのクイズ番組に解答者として出演していた事でした。
番組内で直木賞作家という事を知り、どんな作品なのか興味を持っていました。
本屋で偶然目に止まり、気になる作家さんという事で読んでみました。
本のタイトルになっている「ラットマン」とはだまし絵の一種。
上の段は人の顔が並んでいる為、最後は人の顔に見える。
下の段は動物が並んでいる為、ネズミに見える。
故にラットマンなのです。
物語もこの様に、登場人物たちの思い込みや勘違いによって
展開していくミステリーです。
読み進めていくと、状況が二転三転してとても面白いです。
皆さんも是非読んで下さい。