ボウリングをしていて真っ直ぐ投球しているのに曲ってしまう
或いは、回転を掛けているのに曲らない・・・なんて事を感じたことがあると思います。
以前の記事でボールの素材について触れた事がありましたが、今回はレーンについても触れてみたいと思います。
見た目にはわかり難いかもしれませんが、レーン上には特殊なオイルが敷いてあります
元々はレーンの保護を目的としていたのですが、今ではレーンの難易度を左右させるものとなっています。
ボールはオイルのある場所では空回りし、オイルの無くなった場所で摩擦が働き曲るので、敷き方で難易度が変わってくる訳ですね。
ボウリング場でこんなプリントを見たことがありませんか?
これは『レーンモニター』と言い、レーンに敷いてあるオイルの濃淡や距離を示したものです。
これには様々なパターンがあり、ものによってはプロボウラーでさえローゲームを出してしまう様な高難易度パターンも存在します。
そして、このオイルは当然、遊びに来た人達が投げるファミリーレーンにも敷いてあり、
通常、比較的スコアが出やすいパターンが敷いてあるのですが、
大きな大会の有る無しで難しいオイルコンディションに出くわす可能性もあったりする訳ですね。
これがボールが曲がる・曲がらないの一つの要因になるという事です。
ここで注意
稀にファールラインを越えて投球する方を見かけますが、ファールラインの奥は既にオイルの有るゾーンです。
オイルに滑って転倒する恐れがあります。ケガもするでしょうし、せっかく良い服装で行って転んでオイルまみれにもなってしまいます。
ファールラインを越えての投球はしないように気を付けましょう