カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

多彩な概念芸術 ライアン・ガンダー展 2 (大阪国際国立美術館)

2017年06月21日 | 写真
新作を含む約60点のオブジェや写真、インスタレーションなど種々のメディアと手法を通して見る者の想像力を刺激する。
さまざまな格好をした小さなプラスチック製の人形が、壁沿いの棚に数百体並ぶ。壁にぽっかり開いた大きな穴からは、床や壁に突き刺さった無数の黒い矢が見える。直ぐ側には、奇妙な形に膨れあがった巨大な立体が横たわっている。キャプションは一切ない。「展示を見て難しく感じるかも知れない。というのも現実世界は複雑だ。私はそれを表現したい」とガンダーは語る。
会場はユーモアと批評性に彩られている。例えばガラス窓の向こうで、電化製品や衣服など60 以上の既製品がベルトコンベヤーに乗って運ばれる作品‥鑑賞者はインターネットを見るように1 人がけのソファに腰掛け、 次々と流れる「情報」にさらされ続ける。また、 壁に埋め込まれたキャラクターの目と眉は鑑賞者を「見られる対象」へと反転させる。
「一つの物事を色んな角度から見ることが大事。 見る人の心の中にあるものが作品になる」とガンダーはいう。その声は、私たちはいつでも自由に想像の翼を広げることが出来るのだ、と教えてくれる。(毎日新聞の記事より)





























物事を色んな角度から見るということ自体が出来ないし、自由に想像するという感性も持ち合わせていない‥(-_-;)