カメラ大好きおばあちゃん

極々近場を一人気ままにウロウロし、目に留まった光景を投稿しています。

緑茶と認知症

2014年05月17日 | その他
鎌倉幕府の三大将軍、源 実朝の気分がすぐれず、家来が右往左往する。どうも前夜の酒による二日酔いらしい。それを聞いた宋帰りの僧、栄西が良薬だと言って一杯のさかずきを一巻の書と共に献じた。これを飲んだ実朝は大いに喜んだという▲「良薬」とは栄西が宋から種や苗木を持ち帰ったといわれる茶だった。また「書」とは茶の効用を詳述した「喫茶養生記」で、その序「茶は養生の仙薬なり。延齢の妙術なり。山谷之を生ずれば其の地神霊なり。人倫之を採れば其の人長命なり」がよく知られている▲奈良時代には中国から伝来したと見られるお茶だが、遣唐使の廃止ですたれてしまった喫茶の習慣だった。それを改めて再興した臨済宗の祖、栄西である。お茶は禅の瞑想にとっても眠気を封じ、気分をすっきりさせる妙薬としてかかせないものであったようだ▲若葉のさわやかな香りと味がうれしい新茶の季節である。そんな中、お茶に認知症の予防効果があるという研究が報じられた。金沢大学の研究グループの調査によると、毎日緑茶を飲む習慣のある人は認知症の発症率が全く飲まない人の3分の1にとどまったという▲調査は石川県内の60歳以上の住民490人を対象に6年がかりで行われたもので、週1~6日飲む人の発症率も全く飲まない人の半分以下だった。またコーヒーや紅茶を飲む習慣と発症抑制との関連はみられず、今後緑茶のどの成分が作用したのかの解明が待たれる▲栄西は茶の苦みが長寿をもたらすと言うのだが、新茶のすがすがしい味わいもいいのではないか。〈もの忘れ母になかりし新茶かな 星野麥丘人(ほしのばくきゅうじん)〉 毎日新聞 余禄 2014.5.17
これを読み少なからずショックでした。私ここ何十年来コーヒーがお茶代わりなんです。今からでも薬だと思ってお茶を飲もうかな、手遅れかな??

大阪 天王寺公園

2014年05月13日 | 写真
公園内には、慶沢園・市立美術館・動物園などがあり、特に慶沢園へは四季折々によく出かけて行きます。5月の初め新緑の慶沢園内を、ぶらぶらしてますと面白い立札がありました。あるものが池に写り込む撮影ポイントだと!!それは3月初めにグランドオープンした、ビルとしては日本一高いあべのハルカスでした。当日は池が少々汚れてましたが、確かにビル全体がきれいに写り込むポイントでした。

慶沢園











市立美術館



公園内で



ネーミングがバラらしくない?









住吉大社 「御田植神事」

2014年05月12日 | 写真
田植まつりは全国で行われていますが、特に盛大で歴史あるものとして有名なのが、大阪住吉大社の御田植神事「御田」(おんだ)で、毎年6月14日に行われます。社伝によれば1760年神宮皇后が長門の国から植女を召して、御供田を植えさせたのが始まりと言われています。御田植神事は、昭和46年無形文化財に、昭和54年には重要無形民族文化財に指定されました。
午後1時から、神事参加者宮司以下全員が石舞台でお祓いを受け、第一本殿にて神殿に供えられていた早苗が植女に渡され、祭儀が済むと宮司以下が列を整えて神田に渡ります。神水によるお祓いの後、植女から替植女に早苗が渡され、田植が始まります。田植が行われている間、神田の中央の舞台や周囲で舞や踊りの行事が行われ、これらが終わるころ田植も終わります。(取材レポートP1より)
写真は2010年に写したものです。

















大阪 中之島まつり

2014年05月11日 | 写真
第43回中之島まつりが5月3日・4日・5日の3日間行われました。
このまつりは1973年に、中之島公園一帯の心和む景観保持を目指して誕生しました。中之島まつりはゼロから市民の手で作り上げるおまつりです。企画・準備・運営・後片付けにいたるまで手作りを貫きます。自らこのまつりを生み、育て、表現するすることにより生まれる精神が、結果まちづくりへとつながっていくのではないでしょうか?「手づくり・輪づくり・都市(まち)づくり」このココロを大切に常に新しい中之島まつりをつくっていきたいと思います。(中之島まつり実行委員会)
4日は午後曇りの予報でしたが、カンカン照りで暑く人出も多く賑やかでした。映画祭・たのしいステージ・おいしい食べもんいろいろ・フリーマーケット・手作り遊園地等々