Kaitsukeyaの独り言

『Kaitsukeya.com』のWebmaster HILO DIEGOが綴る日々の雑感と独り言...。

東京下町の職人が作るスケートボード部品シリーズ始めます!

2011年11月25日 | スケートボード
昨日も当ブログに書きましたが…、実はひょんなことから知り合いました、東京下町某所にある町工場に入り浸っております。


今日も午後からお邪魔してきまして…、色々な機械部品などを見せてもらい、また国内の製造業事情や海外規格サイズについての知識などをご教授頂きました。


例えばNASAのスペースシャトルでも使われている、絶対に緩まないというダブルロックナット。物凄い技術がそこには集約されています。大阪にある会社が特許を持っているそうなのですが、コピーしてもうまく作れないそうです。そんな緻密な計算の下に一見シンプルな部品一つでも詰っている…。それ以外にも沢山の技術が一つ一つの小さな金属部品に隠されている…。なんだかとても興味深いですし、もっと知識を身につけたい…。


そして実は以前から色々なスケートボード部品、ベアリング・スペーサーやトラックのキングピンなどを作ってもらったりしているわけですが…、ベアリング・スペーサー一つとっても、正直アメリカで作られている物とは品質が全く異なります。一つ一つに面取り加工が施されていたり、第一一つ一つの加工が全て正確であり、そして丁寧であり…、アメリカ製部品と比較すると品質の高さがより一段と際立って見えてきます。


とは言いつつも…、日本の製造業というのは衰退してきているわけで…、なんとも悲しい現状もあります。日本が世界に誇れる技術の一つがここにあるわけですが…、残念ながらそれが衰退してきている…。


まだまだ知らない事は多々あるかと思いますが、原因の一つとしては、大きな括りでみると、それらの加工部品を販売する我々のような会社の非力な営業力にあるのだと思います。


この技術を日本に留めておくのは勿体ない!世界に向けて発信するべきだ!そんな風に勝手に一人で盛り上がってきているわけですが…、先ずは国内向け、それも家のスケートボードパーツの販売をより盛り上げていきたいと考えておりまして、今後色々なスケートボード部品でアメリカ製に問題がある物に関しては国内でどんどん製造していってしまえと考えています。


勿論規格などで問題がある点はあるわけですが、色々と思考錯誤して、やれるところから始めて行ってみようかと考えています。


東京下町の職人シリーズとして今後弊社SK8Boarders(スケートボーダーズ)サイトにて大々的に売り出したいと考えております。




最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。