Kaitsukeyaの独り言

『Kaitsukeya.com』のWebmaster HILO DIEGOが綴る日々の雑感と独り言...。

君はどこにでも行ける!?

2016年04月02日 | 豆話
ホリエモンさんの新刊『君はどこにでも行ける』をさっそく読んでみました。


先日数年ぶりに訪れたハワイで思ったのは…、メディアでは色々な美味しいと言われるレストランが物凄い増えて、現地のフリーペーパーを見ると何処に行こうかかなり迷う。結局沢山のメディアで取り上げられている王道中の王道のお店を中心に回ったが…、ほぼ何処も驚きは感じられなかった。いや、逆に美味しくないのに驚いてしまった。自分の舌を疑った。


約10日程の旅行だったが、わずか10日ぶりに帰ってきた何の気なしに入ったお店が美味しかった。そして仕事に戻り地元にできた個人の方がはじめた新しいお店もかなり美味しい。と言うかハワイの有名店で高価なお金を払って食べた物よりも数倍美味しい。逆に数分の一で食べられてしまう。


などと思っていたら、ホリエモンさん曰く、既に日本という国はかつてないほどの『安売り』の時代に入ってしまったというのだ。


安売りといっても日本の製品はいわゆる『安かろう悪かろう』という事ではない、『安くて品質が良い』のである。これが定着してしまった中、もはやハワイの観光地で満足できるような物はないのではないか?だったら食べ物は拘らずにハワイという大自然で遊ぶことだけに集中すればよかったなどと思ってしまった。


ただ一方で、これが意味する事は、かつての『ジャパン アズ ナンバー1』は過去の遺産となってしまったということだ。既にアジアでは日本以上の大富豪が続々と生まれてきているという。タイのバンコクにいる女の子生活レベルは日本の地方都市の3分の2程度ないし同等程度まで上昇してきているそうだ。


おそらくこのようなグローバル化されてくる世界では、国ごとの隔たりなく均一な社会が生まれてくるのだろう。ただこれが意味する事は、全ての人々が均一に同等レベルで生活を送っていけるという事ではない。より一層貧富の差が生まれ、富むものは一層富み、一方でまた貧困に陥る人々もまた然り。そして日本に多い中流階層がいずれかに振れていく事になるのだろう。





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