真北の求め方。
1、おことわり。
◎この記事は、まったくの素人の天文ファンが書いております。
誤解の部分もあるかもしれません。ご検討くださいませ。
◎表題を「さまよえる北極星」といたしましたが、さまよっているのは、オイラのアタマ??
現在、北極星は天の北極の直近にあり、これを半径1度以下で周回しているように見えます。
(目で見ても、その動きはなかなか分かりません)
◎それに、やっぱり、表題がオカシイ!
『真北』は、現代も古代も変わらないですから『 現在に 』とすべきでしょう。
★わたしが、いま持っているものは、
・定規・分度器・コンパス(磁針)・道路地図・パソコン(マップ)
・そしてデジカメと三脚・めげた時計。縄と糸と五円玉。
・それと、星のガイドブック。星座早見。マックシェイクのストロー。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~
2、「北」をもとめて。
イ)太陽。日の出の方向が東。左手側が「北」。
ロ)昼の南中方向が「南」。影の方向が「北」。
◎太陽の方向:中国(南中)=南。日本(日の出)=東。(「魏志倭人伝」の誤解?)
ハ)木の切り株の年輪。植物の状態。
ニ)磁石。(偏角のため「北」を示さない。現在は、約7度西偏。)
ホ)北斗七星・カシオペア。そして「北極星」。
日常の「北」の認識は、これらで十分でしょう。
しかし、地図を作る、とか「都」をつくるとなると、・・・
◎姫路市内で、街路の方位方角が正方位の場所。順不同。
・姫路総社の南北の参道---平成25年3~4月「三ッ山大祭」。
・市川台。
・広畑地区(新日鉄広畑)。
・網干区浜田(姫路木材港)--2度ほどズレる。
など。(しかし、正方位につくる理由・意義は不明。)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
3、さらに精密なる『真北』をもとめて。
精密なる『真北』を求めようとすると、精密機器無しでは、
日の影からでは、素人では、精度が悪い(やってみるとわかる)。オモシロいヨ。
北極星の方向。
北極星は、「天の北極」を中心に半径1度以下(44分)の円を描き回る。
そして、1日に二回(「天の北極」の真上または真下に来たとき)『真北』を示す。
★古代の占星台でも、分かったでしょうね。
なぜなら、古代にはもっと大きく回っていたから。(東偏・西偏の真中とか)
そして、基線(占星台からの南北線)が引けたとしても、こんどは、平行線が・・・・
◎平行線の引き方。(平行四辺形を作る)
机上では簡単。グラウンドなど平地なら出来る。
私は凸凹の林地で約30mの平行四辺形を作ろうとしたが、
出来たのは不等辺四角形で、平行線はとても無理だった。
109m幅の条里は?・・?。縄も糸も伸び縮み!木々や草に引っかかる。
現在なら、北極星(ポラリス)の位置は、その赤経は( 02h31m48.7s) であると解っている。
①その方向(02h30m)、あるいはその反対側(14h30m)にある、ヨク見える周極星と、
②天の北極( 見えない!分からない )と
③北極星と。
①②③が、垂直の関係になった時、『真北』が求められる。---真北の求め方。
そのような都合のよい星は、ないかも。
#アルクトゥルス(14h15m39,7s)もあるが、北天にではない。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
4、少々『真北』からズレていても・・・・
なんらかのメリットがあれば・・・・
そこで、その近くの星で近似させることはどうであろうか?
たとえば、北斗七星の、おおくま座のしっぽの星(アルカイド:13h47m32.4s)。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
北天の星空
* *
* * * * ☆ ← 北斗七星
(☆が、アルカイド:別名ベネトナシュ)
+ ←天の北極
★ ←北極星
↓
真北
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
この方法だと、かなりの精度になると思われます。
なお、垂直は糸に五円玉をつるして求め、それと地上との交点が『北』となるでしょう。
(真北ではない。アルカイドを使うと、やや西偏します。)
メリットとは何か?
・如何なる測定点からでも、同一方向が得られる=平行線が得られる。?
・後日でも、時刻はズレるが、一定方向が測定できます。
北斗七星を用いるのは、1月~6月には可能でしょう。
北斗七星よりもコカブ(14h50m42.3s)の方が良いかもしれません。
秋には、カシオペアを用いることも出来るかとも思われます。
(問題。カシオペアの5つの星のうち、どれがいいでしょうか?)
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
このように、二つの星から、真北を求めるのに、どの星を用いるか。
は、専門家(占星台)が決めたら、イイじゃん!!
★陰陽師さん、出番でしょう!
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
◎ご存知のように、太陽は一日に一回だけ「南中」します。
ところが、周極星は一日に二回、『北中』いたします。
なぜか?を考えると、また、きょうも眠れない・・・・
姫路・素人天文ファン 記。
参考資料
・平安京プロジェクト・ダイジェスト(京都学園大・臼井先生)(ネット)
・ピラミッドの東西南北はどうやって決めたのだろう?(同上)(ネット)
・星座早見
・歳差円(ネット)
・歳差運動・地球の歳差運動に関する資料
★スペンスの二つの周極星(スペンスの新説。)
~
1、おことわり。
◎この記事は、まったくの素人の天文ファンが書いております。
誤解の部分もあるかもしれません。ご検討くださいませ。
◎表題を「さまよえる北極星」といたしましたが、さまよっているのは、オイラのアタマ??
現在、北極星は天の北極の直近にあり、これを半径1度以下で周回しているように見えます。
(目で見ても、その動きはなかなか分かりません)
◎それに、やっぱり、表題がオカシイ!
『真北』は、現代も古代も変わらないですから『 現在に 』とすべきでしょう。
★わたしが、いま持っているものは、
・定規・分度器・コンパス(磁針)・道路地図・パソコン(マップ)
・そしてデジカメと三脚・めげた時計。縄と糸と五円玉。
・それと、星のガイドブック。星座早見。マックシェイクのストロー。
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2、「北」をもとめて。
イ)太陽。日の出の方向が東。左手側が「北」。
ロ)昼の南中方向が「南」。影の方向が「北」。
◎太陽の方向:中国(南中)=南。日本(日の出)=東。(「魏志倭人伝」の誤解?)
ハ)木の切り株の年輪。植物の状態。
ニ)磁石。(偏角のため「北」を示さない。現在は、約7度西偏。)
ホ)北斗七星・カシオペア。そして「北極星」。
日常の「北」の認識は、これらで十分でしょう。
しかし、地図を作る、とか「都」をつくるとなると、・・・
◎姫路市内で、街路の方位方角が正方位の場所。順不同。
・姫路総社の南北の参道---平成25年3~4月「三ッ山大祭」。
・市川台。
・広畑地区(新日鉄広畑)。
・網干区浜田(姫路木材港)--2度ほどズレる。
など。(しかし、正方位につくる理由・意義は不明。)
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3、さらに精密なる『真北』をもとめて。
精密なる『真北』を求めようとすると、精密機器無しでは、
日の影からでは、素人では、精度が悪い(やってみるとわかる)。オモシロいヨ。
北極星の方向。
北極星は、「天の北極」を中心に半径1度以下(44分)の円を描き回る。
そして、1日に二回(「天の北極」の真上または真下に来たとき)『真北』を示す。
★古代の占星台でも、分かったでしょうね。
なぜなら、古代にはもっと大きく回っていたから。(東偏・西偏の真中とか)
そして、基線(占星台からの南北線)が引けたとしても、こんどは、平行線が・・・・
◎平行線の引き方。(平行四辺形を作る)
机上では簡単。グラウンドなど平地なら出来る。
私は凸凹の林地で約30mの平行四辺形を作ろうとしたが、
出来たのは不等辺四角形で、平行線はとても無理だった。
109m幅の条里は?・・?。縄も糸も伸び縮み!木々や草に引っかかる。
現在なら、北極星(ポラリス)の位置は、その赤経は( 02h31m48.7s) であると解っている。
①その方向(02h30m)、あるいはその反対側(14h30m)にある、ヨク見える周極星と、
②天の北極( 見えない!分からない )と
③北極星と。
①②③が、垂直の関係になった時、『真北』が求められる。---真北の求め方。
そのような都合のよい星は、ないかも。
#アルクトゥルス(14h15m39,7s)もあるが、北天にではない。
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4、少々『真北』からズレていても・・・・
なんらかのメリットがあれば・・・・
そこで、その近くの星で近似させることはどうであろうか?
たとえば、北斗七星の、おおくま座のしっぽの星(アルカイド:13h47m32.4s)。
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北天の星空
* *
* * * * ☆ ← 北斗七星
(☆が、アルカイド:別名ベネトナシュ)
+ ←天の北極
★ ←北極星
↓
真北
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この方法だと、かなりの精度になると思われます。
なお、垂直は糸に五円玉をつるして求め、それと地上との交点が『北』となるでしょう。
(真北ではない。アルカイドを使うと、やや西偏します。)
メリットとは何か?
・如何なる測定点からでも、同一方向が得られる=平行線が得られる。?
・後日でも、時刻はズレるが、一定方向が測定できます。
北斗七星を用いるのは、1月~6月には可能でしょう。
北斗七星よりもコカブ(14h50m42.3s)の方が良いかもしれません。
秋には、カシオペアを用いることも出来るかとも思われます。
(問題。カシオペアの5つの星のうち、どれがいいでしょうか?)
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このように、二つの星から、真北を求めるのに、どの星を用いるか。
は、専門家(占星台)が決めたら、イイじゃん!!
★陰陽師さん、出番でしょう!
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◎ご存知のように、太陽は一日に一回だけ「南中」します。
ところが、周極星は一日に二回、『北中』いたします。
なぜか?を考えると、また、きょうも眠れない・・・・
姫路・素人天文ファン 記。
参考資料
・平安京プロジェクト・ダイジェスト(京都学園大・臼井先生)(ネット)
・ピラミッドの東西南北はどうやって決めたのだろう?(同上)(ネット)
・星座早見
・歳差円(ネット)
・歳差運動・地球の歳差運動に関する資料
★スペンスの二つの周極星(スペンスの新説。)
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旧揖保郡のたつの市の田んぼの条里の向きや、太子町の太子山から斑鳩寺への道、また、稗田神社の参道などが真北から6度~3度、西偏しています。
このことと関係あるのでしょうか?
太子山の聖徳太子さまは東7度北を向いています。(磁石の真東。)
太子山から斑鳩寺への道や、斑鳩寺の建物は「磁北」を向いています。(西偏7度。)
『磁北』は、西偏・東偏いろいろ変化したと、言われています。
斑鳩寺が作られた時の、『磁北』はどうだったのでしょうか??まるで、わかりません。
このあたりについて、次回、記載する予定です。