*ぴよぴよあるこう*

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どれも楽しみたい欲張りな私の ☆息ギレ?日記☆

なやみごと

2007-11-05 10:36:13 | 日々のこと
悩み事というか、
ずっともやもやしている問題。

私は公立保育所に子どもを預ける母で、
もと保育者(幼稚園教諭)で、
今は保育者養成の立場(保育内容・人間関係など)。
そしてある養成校の、就職担当の末端。

母として、娘が通う保育所を残したい。

もと保育者として、質が高くて均一な
公立保育所を残したい。
保護者が自己責任で選ぶのって、
保育は難しい。
目に見えるところが立派だったらいいんじゃなく、
親にとって便利だったらいいんじゃなく。
今、娘を通わせている保育所では、
保育士さんたちがよく話し合っている場面を見る。
環境構成、子どもの情報交換。
保育の進め方。
そういった場面が、信頼に足る保育所だと
さらに思わせてくれている。

保育者養成の立場として、
公的保育を守りたい。

養成校の就職担当として・・・
養成校の就職担当として・・・

うちの養成校の学生は、ほぼ民間園に就職する。
学生が、求人票を持って相談に来る。
「先生、ココどうかな?」

○○市立△△保育所 求人5名
来年度より、運営は社会福祉法人××が行います。

つまり、来年4月に民営化される保育所。
求人、5名。
すでに集団保育施設を運営しているので、
そこから数名引っ張り、新しい人を足して
4月からはじまるわけです。

その状況をまず説明
(公務員ではない、というところから)。
そして、同期がたくさんいることで
支えあえるかもね、というメリット。
民営化される初年度というのは、保護者が厳しいかもね、
現場の混乱も多いかもね、というデメリット。

「やっとあこがれの保育者になれる!」
と希望を持って、学生たちは就職する。

でも、保護者からしたら
多分最初は「テキ」みたいなもの。
マイナスからのスタートになる。
小さなミスもつっついて、
ほら、こんなに悪くなっちゃった!って
いいたくなるだろう。
保育は親との連携も大切だから、
とても難しい状況になるだろう。


いろんな立場にある自分を考えるとき、
悩むときがある。
どこが一番大切だって言えなければ、
きっとつぶれてしまう。


私は、民営化に反対。
子育ては、国と地方自治体の責任で
行うべきだと思うから。

千葉市は財政難で、
収支の見直しを迫られているけど、
それこそ立派なハコモノにお金をかけて、
今いる子ども、これから育つ子ども、
将来生まれくる子どもについて
どうしてお金がかけられないんだろう。

これからも、ずっとそうやって疑問を持って、
やっていかなきゃいけないだろうし、
ずっとその疑問を持って、
行政にも関心を持ち続けないといけないだろう。
図太くならないといけないんだろうな。