そこに行くと、いつも美味しいCOFFEEが飲めました。
選ばれた「ひと」と「さくひん」が、
お店の空間を、
時間を包んでいました。
私はカウンターに座り、COFFEEを丁寧に淹れるマスターの手元を見るのが好きでした。
決して口先だけのぬるい褒め言葉を並べない、マスターのお話しを聞くのも好きでした。
写真家でもない私に、写真家の方々を紹介してくださり、写真への視野が広がりました。
心地よい緊張感は、へこむ気持ちを「頑張ろう」という気持ちに変えていけました。
そんな矢先、休店されると聞き、どんなに驚いたことか・・・。
今ではなくもっと先を、
やりたいことを実現させるための充電期間(マスター談)が、今日から始まりました。
*
帰り際、握手をしました。
「またね」と言ってお店を出ました。
きっと、近いうちに良いお話が聞けるに違いない。
肩書きは、変わっても・・・。