チャレンジ

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呉の名物

2005-07-23 23:31:52 | 身近な出来事
 呉市にある『大和ミュージアム』に行った。ここの目玉はその名前の通り戦艦大和。全長26メートル、実物の十分の一のサイズで忠実に大和を復元している。

 『戦艦大和復元プロジェクト』戸高一成、角川書店 を事前に読んでいったのでこの船がよくあるプラスチックの模型ではなく、鉄でできた実際に水の上に浮かびモーターをつければ進む船であること、戦艦大和を作った呉市の誇りとして、細かいところまで徹底的に作りこんだ船であることを知っていた。

 さらに、ミュージアムでも説明を聞きながら船を見たので、理解は一層深まった。「造るのは模型ではない、十分の一の大和だ」というもの造りにかけた思いや、そもそも戦艦大和という船そのものが、どのような船であったのかということも良くわかった。

 このミュージアムには、十分の一の戦艦大和の他にも、大和に関わるさまざまな資料、造船で栄えた呉市の歴史などが写真や映像などで見ることができる。
建物の外にもさまざまな展示物もあるが、ミュージアム4階のテラスから見える景色も興味深い。

 海に面した場所にあるため、海を隔てて大和を建造した造船所も見えるし、港を行きかう客船やフェリー、さらには海上保安庁や海上自衛隊の基地があることから、さまざまな特殊な船もみることができる。

 大和ミュージアムを堪能した後は、呉市内の飲み屋に5人で出かけた。呉では規模は小さいながらも屋台が有名なため、これを目当てに行くが、開店時間までまだ間があり、仕方なく予定変更。
地元の人にたずねていった店が、『田舎洋食いせ屋』。

 呉名物の『海軍の肉じゃが』が食べれるということで、いせ屋に行ったのだが、この店は肉じゃがよりも、「日本全国どこを探しても、ここでしか食べられない洋食版かつ丼」が有名らしい。
特製デミグラスソースのかかったかつ丼、イメージはかつ皿は確かに美味しかった。

 「屋台で飲むぞ!」という計画は実現できなかったものの、それ以上に得した気分。飲み屋とは一味違う場所で、いつもと違う会話も弾んだ。