チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

新たなステップ

2006-03-08 23:20:51 | 身近な出来事
 今晩は大切な仲間7人での特別な飲み会でした。

 大切な仲間は、同じ組織にいるのに専門はばらばらで、一緒に仕事をしたことはほとんどなく、一番若い人と年長の人とでは15歳以上年が離れていて、女性もいれば男性もいる。自分達のことを客観的に見たことはありませんが、知らない人が見れば「職場の飲み会かな、でもちょっと変わった職場そう、そしてとても楽しそう」。今晩のメンバーを想像するには、そんなイメージをうかべてください。

 仲間の正体はこれまで一緒に勉強をしてきたメンバーです。

 仕事が終わったあとにハーバードなどのケースを使って議論をしたり、企業価値のテキストを一緒に読んで内容を教えあったり、組織の現状について情報を交換しあい、そんな勉強会が終わると飲み屋にくりだして、自分達の組織の将来について話をしたり、そして自分達自身の将来や夢を話し合ったりするメンバーです。

 皆すごく前向きなところは同じでも、持っているものがそれぞれ違っていて、そんなところに魅かれ、自分にないものを発見し、刺激を受けられる。お互いのことを認め、お互いの違いを認めているから、上下関係もなければお互いに変な気を使う必要もない。たいせつだけどとても気楽な仲間です。

 今晩の飲み会もそんな楽しい雰囲気でした。
 ただ、これまでの飲み会と一つ違うのは、今晩はこの楽しい会を作るきっかけを作ってくれたメンバーの送別会ということでした。

 見た感じはおとなしそうで少し線が細く見えるものの、中身はとても熱く、そして自分が決めたことはそれに執念と責任感をもって粘り強くやりぬくタイプの彼。

 そんな彼が自分の夢を追って組織を去っていきます。夢といってもとても現実的で、自分自身の能力を少しストレッチっせて高めて行くためのステップ。

 仲間は皆、彼の決断を素晴らしいと思っています。ただ、会いたいと思った時に気軽に会うことができなくなるのが残念なくらい。そんな話は誰もしなかったものの、そんな気持をお互いに感じていることは十分に伝わってきました。

 「お互いに成長しないと仲間としての魅力が薄れてくる、新たなステップを踏み出す彼に負けないように、自分達も成長するぞ!」

 こんな風に感じた気持を、新しいステップを踏み出す彼を見送りながら、組織に残るメンバーはみな感じていたと思います。