チャレンジ

楽しく、自然体で生活しながら、チャレンジし、感じ続ける記録です。

チョイ悪おやじに似合う街

2006-03-13 23:36:23 | 身近な出来事
 今日は日帰りで東京出張でした。

 仕事では、同世代の経営者2人にお会いしてこちらからのお願いごとをしたり、お話をきかせていただいたりしました。

 「同世代でも、経営者は一本すじが通っているな」と、強く感じました。

 相手が経営者だという先入観を、私が多少は持って見ている部分をさしおいても、ふたりの風格や発言には経営者であることを感じさせるものがありました。

 「社長になれば社長らしくなる」「ポジションが人を作る」というような言葉がありますが、外的な要因からだけでなく、本人自身の自覚、自分は経営者だという自覚が経営者を育てるのだと思います。

 少なくとも二人にはその自覚が感じられました。

 予定より少し仕事が早く終わったので、丸の内から大手町へ街を少し歩きました。3年ぶりくらいでしょうか。その間に街がずいぶん変化したように感じました。新しいオフィスビルも建っていれば、昔からあるビルにも通りに面して海外ブランドのショップが数多く立ち並び、とても洗練されオシャレでインターナショナルな感覚を覚えました。

 私の主観ですが、以前のこのあたりはビジネスの雰囲気はただよっていても、洗練、おしゃれ、インターナショナルという言葉は出てこない街でした。ロンドンやニューヨークなどのヨーロッパやアメリカの大都市に比べても、デュッセルドルフサンフランシスコ、シドニーなどの中規模な都市とくらべても、東京のビジネス街はどこか垢抜けしないつまらない街だと感じていました。

 今は歩いていてとても気持のよくなる街です。そして、もっとすごい街になるのではという期待をいだかせます。個人的な趣味かもしれませんが、六本木ヒルズや汐留、品川といった新しく作られて整然としすぎた街並みよりは、オープンモールで、建物の形や店に自然発生的な個性がある街並みが好きです。

 ただ、外から見るだけで店に入ったりショッピングするまで手が出ないところが少し残念です。

 帰りの飛行機でたまたま隣の席に友人が座ったのですが、彼はちかごろ流行の『チョイ悪おやじ』の生態を東京にリサーチにいっていたとのことでした。

 彼の結論として、『チョイ悪おやじ』になれるのはお金を持っている人だということです。

 私も『チョイ悪おやじ』になってやろうと少し思っていましたが、彼の話を聞くと、今の私は経済的な点を含めて『チョチョチョチョチョイ悪おやじ』くらいですね。

 でも今日歩いたこの街は『チョイ悪おやじ』には似合いそうですが、広島ではあまりチョイ悪オヤジが似合いそうな街はないように思います。

 まあ、今は『チョチョチョチョチョイ悪おやじ』くらいでいいか。